豚とスモモ


前日、帰宅後にゆうパックで小豆島豚今月分が届く。一つは大判のロースだった。香川は柑橘類の端境期となり、スモモの季節になった。小豆島豚の鈴木さんが箱の中にスモモをサービスで入れてくれた。豚もそれをバリバリ美味しそうに食べているそうだ。

このスモモが実に美味いのだ。地元の直売所のスモモを食べていたばかりなのだが、味は断然こちらに軍配があがる。甘いだけではなく芳醇でパワーがある。畑の青紫蘇ができてきたので、スモモといっしょにyuiさんのご実家におすそ分けすることにした。

まだオリーブ豚のロースが残っているので、それと魯珈のレトルトでカツカレー。

魯珈のカレーは「クローブ、カルダモン、シナモンが続くという構成・・・」とハウスのHPにあるが、ルーをよく観察するとブラウンマスタードとクミンシードが見える。しかし、レトルトがこのレベルにまでなったのは本当にすばらしい。

今回の肉の揚げ方は、いつもの低温からひたひた油で始めるのでなく、ビタクラフト を十分余熱してから1カップほどの油を入れ、蓋をして揚げてみた。使える油がたくさんあるときは(とはいえ普通の揚げ物よりはかなり少なめ)この方法も良い。

このやり方はYouTube「ステンレス鍋のための料理教室!大澤チャンネル」で見た。蓋を開けるとき水滴落ちの油はねが心配ではあるが、終わった後の油の減りが少ないのが驚きである。

オリーブ豚でもかなり美味しくできた、が、これが小豆島放牧豚のロースなら・・・秋はどんぐり、初夏にはスモモ、こんなものを食べている豚が美味しくないわけがないのである。

豚は解体直後に真空パックの塊でくるのだが、水分が多いのでパックから出して水気を拭き取り、サラシに巻いてバットに入れチルド室で熟成させる。3日目くらいから食べ、一週間が過ぎる前に残りは冷凍保存する。

ウチには家庭用真空パック「フードセーバー」があるのでこれで1ヶ月ほどは理想的な保存ができる。

あとは低温調理の技術だな・・・。これは素材が良ければまたとびきり美味しいものができるはずだ。とはいえ、いきなり低温調理器に飛びつくのは躊躇している。あれ、サイズがデカくて見栄え悪過ぎませんかw?

とりあえず調理用温度計購入かな・・・。


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