2階側面にも壁材が入っていた。今日は曇り空だったのでグリーンがやや濃く見える。これに破風板と雨どいが着くのでまた若干表情が変わるはず。それに吸気や換気扇のフードも加わる。
下屋と母屋の外壁のツートンがきれいに納まっている。2階と1階の横目地の位置がいい。同規格なので縦は目地なしで突き付けている。
異素材の突き付けの場合は、そこに細い直線素材を被せることですき間を隠していく。たとえば壁材と軒天、壁材と窓との接合部には専用のヤクモノがあってそれが被せられている。
その被せ素材は、部材どうしの伸縮や振動を吸収する役目も持っており、おかげで角に汚れを溜めず、掃除しても汚れむらが目立たない。だが、最も重要な効果は、結果的にそれが軸線をつくり、建築を美しく見せることだ。
室内においては床と壁の突き付けに「巾木(はばき)」を、壁と天井の突き付けに「廻縁(まわりぶち)」をつける。しかし、このような納まりをびしっと決めるのは、セルフビルドでは難しい。なかなかそこまで気が回らないものだ。
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1階にスギ板が張られ、基礎の大部分が隠された。これは下地なので表面がザラザラしている。床板が張られると、完成後の空間がよりリアルに実感される。今日は、その空間を感じながら、照明器具の検討をした。
1階の床材が届いていた。下地の上に重ね張りする15mmのスギ板である。これはサンダーで仕上げられ、死に節には埋め木が施してある。
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小さな畑は、枯れずに活き活きとしている。ソラマメが元気だ。これは関東では育たない。やっぱり香川・讃岐に合うんだな。
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駐車場からの帰り際、小さなドーナツ屋さんカフェ「コポリドーナツ」へ。スウィーツもけっこう好きなオヤヂになりつつあり、ちょっとヤバいなと思っている今日このごろw。
ミニマルな空間、それに音楽も良かった。いい店みつけた(・・・って家ができたら引っ越すわけだが)。