パンで朝食をすませ、皆で「西村ジョイ」に買い物に行く。ビオトープ資材として杭と足場板を購入。
追加の苗木として柑橘の八朔、シークワーサー、小原紅早生などを、下草はサニ・リリ夫妻にチョイスしてもらい、ハーブ類(カモミール、ラベンダー、タイムなど)やフッキソウ、ヒメイワダレソウ、ヤブラン、ヒメウツギ、オタフクナンテンなどを購入。
そして、なんとクリンソウの苗が売っていたのだ。はたして高松でクリンソウが育つのだろうか? 群馬の山暮らし時代の「超・思い出」の花だ、まあ買うしかあるまい(笑)。
さて、ビオトープは僕が指揮して一緒に動いたので、経過の写真がないが、こんな感じでヒノキの細杭を軸に裏に割り竹を編むように土留めとした。反対側の壁にはそれぞれ石を2個土留めに据えてある。
両サイドにはやや小さめの杭を。
そしてスギの足場板で橋をかけた。支点は石で浮かせて木杭を両側に打ち、インパクトドライバーでビス止めした。しかしヒノキの杭は案外硬くて、ドリルで太めの呼び穴を掘らねばならないほどだった。それにしても、今や高級木材のヒノキが杭やチップに(薪にも)なるのだから、まったく日本の林業はひどいことになっている・・・。
もう一枚、奥にも橋をかけた。3本の橋の延長線上に古タイヤのマウンドがある。
もう一つの橋はクリンソウの手入れ用である。
腐葉土をたっぷり混ぜ、そこに二つのクリンソウを植えた。クリンソウの学名は「プリムラ・ジャポニカ」、日本最大の野生種のサクラソウである。育てば両側の石を隠すほど葉が大きくなるはず。そしてうまくいけば、こぼれ種で増える。
保育園側はほぼベルトのように様々な木が植えられた。植樹の木の根元に草本のかわいらしい花がセットであるのはすごく微笑ましくて好きだ。水やりも楽しくなる。
反対の道側にも。奥の椎茸のホダ木の前にはオリーブも。
玄関前には一目惚れ購入のピンクのアセビ。そして右にシルバープリペット。これはリリーさんからのプレゼント。枯らさないように!!
最前列にはカシが植えられた。奥のサクラが隠れない程度に剪定して育てるつもり。カシは風除けにもなる。
汗ばむほどの陽気で、作業が終わるころ、保育園のサクラが開花した。
こうして昼頃には終了。片付けて皆でうどんを食べに行く。今回はアトリエからいちばん近い「根っこ」で、名物の「カレー玉うどん」を♬
昨年12月の初「大地の再生」で劇的に変わったアトリエ敷地だが、今回のパート2ではそれに磨きがかかり、いよいよ庭づくりの一歩を踏み出した感がある。道ゆく人からも楽しんでもらえるような植栽と手入れを、これからしっかりと続けていきたい。
というわけで、お手伝いしてくれた皆さま、感謝です!今後ともよろしくお願いします!!!