キムチ鍋(タラ・アサリ)と八重桜


昨夜からしとしと雨。前日昼に外へ出たドリーは1日帰って来ず、夕刻になってん濡れた毛を立てて帰ってきた。一方バロンは下屋まで毎日のように餌を食べに帰ってくるようになった。しかし、下屋に作ったバロン用の小屋はあまり利用してくれていない。

おそらく、バロンが下屋の周囲をうろついているときは、ドリーは警戒して帰って来れないのではあるまいか。先日、道の向こうの雑木林からドリーの何か訴えるような声が聞こえたが、僕の呼び声にも応答せず戻って来なかった。

さて、今日はお約束のキムチ鍋である。昨日の水炊きのスープの残りに、この分量のキムチを刻んで、ヤンニョムの残り汁とともに鍋にしていく。

ふつうは豚バラでも使うのだろうが、魚介でやってみることに。

アメリカ産のタラ。色がいい。皮を引いてぶつ切りに。

それにアサリを合わせる。

自家製キムチ、残りこれだけになってしまった。ちょっと酸味が出てきて鍋素材に使うのにちょうどいい頃合いかも。この汁は今回の鍋に全部入れた。

スープが沸騰したところで具材を入れていく。

魚に火が通ったところで春菊を入れ、蓋をしてテーブルへ。

どひゃー美味しそうだ〜!

もう薬味も何もいらない。味付けはキムチだけでぴったりだった。旨い! 感嘆しながら、悶絶しながら、汗をにじませながら、ただただ食らう! このキムチ汁の中にはアミの塩辛と蒸し牡蠣と生タイラギをミキサーしたものが入っているのだ。まずいわけがない。

きれいに平らげたが、今夜もシメの炭水化物はなし。そのかわりスープは全部飲んだ(笑)。これ「サリ麺」でシメたら旨かっただろうな♬

最初、白ワインを合わせてみたんだけどさすがにキムチ味は強烈すぎる。宮崎日南の「八重桜」で。これは蕎麦焼酎だが、麦も芋もある(ヒサモトで見つけた)。やはり芋がいちばんうまい。

蔵元の古澤醸造は明治25年5月創業、甕仕込み・甕貯蔵、焼酎を昔ながらの土蔵で造っているのは宮崎県内ではここだけ。宮崎の人はこんな酒を日常飲むことができるのか・・・。


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