台所天井の納まり


昼から街に出る。アーケードの年末風景を楽しみながら、駐車場まで歩く。いただきさんの風情もいつもとちがうようだ。珍しく活きもののヒラメ(カレイ?)やオコゼ、ナマコなどが売られており、おばちゃんがお客さんの注文に応じてさばいている。餡餅雑煮を作るためか餅屋さんにも行列が。

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現場へ。

職人さんたちは、昨日が仕事納めだったので、誰もいない。2階の壁にボードが張られていた。天井もほぼいっぱいにボードが張られた。

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左側が台所。ここにシステムキッチンと冷蔵庫が入る。上部はここだけ海側からの斜天井が連続して、梁を見せる。

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設計当初はここも屋根裏として塞いでいたのだけれど、どうせ収納スペースが狭くなるのなら、とカットしてもらって変化がついた。

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壁は漆喰塗りだが、キッチン側はメラミン不燃板がくる。天井はシナ合板の無塗装。食堂側はクロス貼りと、4素材が交錯する場所。

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その段差の納まり。実はこういうところが建築の見所であって、完成後に美しさがにじみ出てくる。

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斜天井に張るシナベニア。シナノキの板を張った合板。表情が優しく、それでいて木質感が漂う。昔は水張りの画板によくこの板を使ったものだ。

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階段を裏側からフラッシュを光らせて撮ってみた。

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表側は保護シートがかけられているので裏側から木目を類推するしかないが、なかなか緻密でいい表情の木が使われているもよう。

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このような木の選択は素材屋さんによる配給と、棟梁によるレイアウトにゆだねられる。

ボードのメーカーは吉野石膏のタイガーボード。

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これにて、今年の工事は終了である。竣工は2月中旬の予定だが、壁塗りや薪火回り、下屋の扉など、私たち施主が手がける工事も残っていて、年明け早々に忙しい。

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今年のうどん食べおさめは「うわさの麺蔵」で。

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ぶりぶりのザ・讃岐うどん。これを2玉は多すぎた・・・w。

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では皆様、よいお年を。

食べログ


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