天井張り続き・階段手すり打ち合わせ


昼にうどんを食べてから現場へ。棟梁が2階天井の続きを黙々と・・・。

middle_1420454894

梁が交錯するところに切り込みを入れて張り込んでいくのだが、突きつけが直角でないので、そこは鉋やノミで角度をつけて、すき間がないように納めるという難易度の高い作業。

middle_1420454942

これで3枚が並んでいるのだが↓ 遠目では継ぎ目や釘跡が分からない。

middle_1420454943

天井は最初「ヨシベニア」を提案したのだが、これだけ梁や小屋づかの突っ込みがあると、やはり細部の突きつけの加工などが難しく、シナベニアで正解だったかも・・・。

シナベニアでもただ突きつけるのではなく、部分的に2~3mmの目地をつけるやり方もあるが、工務店の社長の話ではそれでは和風っぽくなってしまうという。

昨日はもう一人の大工さんが屋根裏の天井を張ってくれていた。

middle_1420454944

その後、工務店の社長と設計士さんと、階段の上がり口の処理と手すりの打ち合わせ。図面と現場では微妙なちがいが出てくる。手すりの位置や床板開口部のカットや、立ち上げる壁の高さとか、微妙に調整しながら、よりよい解決法を見つけていくという作業。

手すりは鉄の作家に特注している。建築において階段と手すりは非常に重要なものだ。ただ壁に市販品をくっつけるというのでは、凡庸でうまくいかない。

石膏ボードが張られ、天井板が張られると、少しずつ2階フロアー完成後の姿が見えてくる。

middle_1420454945

middle_1420454947

middle_1420454948

このあと、壁に白い漆喰が塗られると、よりビビッドに陰影が見えてくるはず・・・。

1階では別の職人さんがボードの目地処理の仕事中。

middle_1420454949

おまけ。屋上で越年したイチジク。秋に葉が落ちて、新芽が準備中だが、土が乾かない程度に水やりは続けている。

middle_1420454951

春、竣工ののちに・・・畑敷地に移植される予定。

middle_1420454952


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください