しっぽく探求の旅篇、国分寺にある「たちばな屋」へ。
香川県を東西に貫くメイン国道11号から南下。県道183号に入る。実は新居事務所の薪火暖房装置は、この近くの山から出た石を使う予定で、何度か打ち合わせに行ったその石屋さんは、この県道沿いにある。
一見して地元密着型のお店である。ちょうど麺切れで新たに茹で始めたところだった。しばし待って・・・
しっぽくの小。それに残り少ない天ぷらの中から鶏天を(串に刺してあるのは珍しい)。漬け物はご飯もののオプションサービスだとは思うが、味見したいので取ってみた。
茹でたてなので麺はすごく美味しい。ちょっと柔らかめだが、それがイナカイナカしていてイイ。さてしっぽくだが、手をかけて丁寧に作っている感じが伝わってくる。味もよく染みて具は柔らかい。たっぷりのすり生姜、すり胡麻、ネギ、七味をかけていただく。
肉片は豚肉だった。いや~旨いね~、しっぽく最高!
それにしても値段が安い! しっぽく小が270円、いまどきかけ一玉150円、珍しいのではないか。
うどん焼き、そば焼きというメニューがある。座敷のテーブルに鉄板が隠れており、それで焼くらしい。
実は昨年の暮れにここでしっぽく蕎麦を食べてみた。そのワイルドな讃岐蕎麦ぶりと、値段を超えた豪華なしっぽくの具に歓喜しつつ食べたのだが、後半に具と汁の甘さ(砂糖甘)に飽きがきてしまったのだ。
で、うどんならどうなのだろう? と再チャレンジしたのだった。
うどんは旨かった。たまたま味がブレていたのかな?
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特選うどん遍路(YouTube)