スギ床と「珪藻土マット」、アルファルファのもやし


部屋をきれいにするコツその1は床にマットを敷かないこと・・・最近【全捨離】をはじめてよく耳にするメソッドだが、キッチンの床には最初マットをずっと敷いていたんだ。でもそれが三代目の交換のときに製品が廃盤になって、代わりの気に入ったものが見当たらず、素の杉板のまま放置することに。

最初は色焼けで差が出て、マットを外したところだけ板が新品で、見た目どうかと思ったのだが、いまではすっかり馴染んで境目が分からなくなった。まあかなり汚れや傷ができるので、雑巾掛けは必須である。写真はそのキッチンの床の接写である。

アトリエの設計・建設にあたってスギ板を多用することは決めていたが、トイレ・洗面所・そして台所の床はどうなのよ? という不安は拭えなかった。しかしそこだけ素材を変えるというのもなんか変だし、お金もかかる。

でもスギだけでやってみるとどうってことないし、けっこう快適。やっぱり決め手は「雑巾掛け」なのである(掃除機ももちろん使うが)。無垢の木は汚れても「雑巾掛け」でエージングされて渋みが出てくる。

いまどき雑巾掛けをする主婦はほとんどいないかもしれないが、スギ板に雑巾掛けをした後の清々しさ爽やかさったらないのである。「杉のある日本に生まれてよかった・・・」と本気で思うくらいなのである。

トイレ・洗面所・台所はいずれも低温乾燥の愛工房ではなく、普通の高温乾燥のスギ材であるが、使って5年になるが両者にそれほど遜色は感じられない。これが50年〜100年と経ったらそれは分からないが・・・。

結局、スギ材の冬目(木目の硬くて濃いところ)や生き節は高温乾燥の弊害をまぬがれるということなのかもしれない。ただし構造材としての機能は劣る(しかしこれも50年〜100年後の実験的検証はまだできていない)。

洗面所の風呂のドア前には布マットを敷いていたのだが、いいかげんくたびれてきたのでそれを取ってみると真新しいスギ板が現れた。

ここには「珪藻土バスマット」を使ってみることにした。

これ、ニトリで1,000円くらいで売っているのだが、構造用合板くらいの厚みの「吸い取り板」みたいなものである。珪藻土というのは七輪の材料にも使われるアレで、たしかによく水を吸うし、足裏の感触の気持ちいい。

汚れたらサンドーペーパーで削ればいいそうで、その紙やすりまで箱に入っている。使わないときはさっと立てかけられるので常に床が見えて清潔感があっていい。

ちなみにここは床下点検口なのです。開けてみるとカビ臭さはなく結露もぜんぜんないようだった。

昼は昨日のシズのアラでとった出汁をベースにレンズ豆と野菜のスープ。

夜はスルメイカのパスタと、

レタス、アルファルファ、ニンジンのサラダ。ドレッシングは柿酢、塩、マスタードにひよこ豆のフムスを溶いてみた。なかなか良い♬

アルファルファのもやし、作ってみたくなったw(「もやし研究会」でオーガニックのタネが売っている)。


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