昨日の干しイチジクの続きを朝からやってみた。かなり小さくなているし、時々つまみ食い(味見のため!)しているので減ってしまった(汗)。
夕刻の仕上がりはこんな感じ。
完全には乾いていない。皮のほうはまだベトっとしている。
やはりテスコムのコンベクションオーブンみたいな低温乾燥機でやらないとダメだな・・・。と、調べてみたら、こういう「フードドライヤー」という専用の機械もあるんですね。これで自家製ドッグフード作るのもトレンドらしいですぞ(驚)。しかし、この機械もけっこう場所とるようです。
自家製ドライイチジク、まあ半乾きだけど真空パックしておけば長く保存がきくはず。これで冷蔵庫に入れてみる。砂糖を使わず甘味が欲しいとき、たとえばサラダドレッシングなどに使えるかな?
夕刻、買い出しに出て蕎麦用の「かえし」の仕込み。先回仕込んだものがとても良かったので、増量して同じやり方で作ってみたい。今回は、
・醤油: 1,400g
・みりん:270g
・米酢:12g
・氷砂糖:170g
・ネギ:青いところ10㎝3本
これを弱火にかけ氷砂糖が溶けたところで火を止めネギを上げる。ここに、
・昆布:利尻、小4枚
・鰹節(+雑節):30g
・梅干し:小1個
・鷹の爪:小1本(たねは取っておく)
を入れるという分量で。このまましばらく置き、冷めたところで冷蔵庫で一週間寝かせ、それを漉したらできあがり。削りたての本枯れ節が8、雑節(宗田鰹、サバ、むろあじ節、混合)が2、といったところ。
自家製梅干し、鷹の爪。
利尻昆布。
今回、醤油は小豆島のマルシマこいくちを使った。なぜかこの一升瓶は安い。Amazonでもキッコーマンの特選丸大豆よりも安価なのだ。寒霞渓の下で栽培している丸大豆と小麦、天日塩だけを使って、杉桶で仕込んでいるのだが。
この醤油の販売元、大阪にあるムソー(株)は、マクロビオティックの創始者桜沢如一の弟子・岡田周三によりに始められたものだ。僕がマクロビにハマっていた東京暮らしの30代後半(いまから四半世紀も前のことだが)、生活クラブ生協に出会う前は自然食品店でこの醤油を買って使っていたことをよく覚えている。
そう、何を隠そう僕は昔マクロビやっていたことがあるのだ。そのときは3年くらい禁酒もしていた。長女誕生で自然食に開眼したことは【Profile>プライベート】でも触れたが、だんだんエスカレートして丸元淑生から桜沢如一にたどり着いてしまったのだった(笑)。
その頃の写真がこちら。いや〜ガリ痩せでお恥ずかしいw。
>『Outdoor』「大内正伸の花園山釣り紀行」(山と溪谷社/1996)
今日も朝は水(青汁粉末入り)とエゴマ油スプーン1杯。昼は昨日の残りご飯に残り味噌汁を入れた小椀1杯。今日はけっこう空腹感があって辛かったが、ナッツでしのいだ。
夜は煮物・おひたしの残りに青魚のお刺身。
サワラの美味しそうなのがスーパーで売っていたのだ。右はツバス(ブリの子供)である。最も効率よくオメガ3脂肪酸が摂れるのは青魚の刺身である。本当は1匹買いして小分けして保存し、頭と骨でボーンフロスを取れば最強だ。残りの身はピチット干物にしてもよい。いまその道具とスキルを手にしてはいるのだが、なかなか時間と手間がかかる。
昆布と雑節の出汁でなめこ・豆腐・三つ葉の味噌汁。これは3回分くらい一度に作って残りは鍋ごと冷蔵して明日食べる。
久しぶりにぬか漬け。畑のキュウリが日照りで枯れてしまったので買ってきてすぐ漬けた。2〜3時間くらいでもぬか味は染みる。
お酒をやめたのに21時頃には眠くなってしまい、階下のベッドへ。24時前にいったん目が覚めたので読書灯をつけて読みかけの本を読書。現代小麦の害についてはちらちら見聞きしてはいたが、ウィリアム・デイビス『小麦は食べるな!』、デイビッド・パールマター/クリスティン・ロバーグ『「いつものパン」があなたを殺す』の2書は衝撃的な内容である。
というわけで、今日はお醤油買ったとき「世界パン」に手が出そうになったけど、ヤメタ(笑)。世界じゅうにヴィーガンやべジタリアン、マクロビが増えている理由はわかるけど、まさか小麦(パン、ピザ、うどん、ラーメン)まで・・・。これじゃますます狭き門で食の楽しみが無くなるよね・・・。
と思うけど、そうでもないんだなw。