8/3に到着したiPad ProとApple Penciを本格的に使い始めた。今日は午後から先生を呼んで詳しく教えてもらおうとアトリエに来てもらったのだが、どうやら僕は覚えが早いらしく、先生は僕の制作した作品を見るや「教えることほとんどなさそう・・・」などと言い、自分のイラスト描きの仕事を始めるのだった(笑)。
というわけで僕は先生の仕事ぶりを眺めながら、質問を交えつつ自分の仕事を進めたのだが、iPad指導のギャラは食事をおごるとい約束だったので、夕刻予約しておいた中華料理店「本田」へ。ここは高松市内の美術館の近くにあるのだが、ファサードからインテリアまで中華らしからぬカフェバーみたいな内装で、椅子がハンス・J・ウェグナー のCH88Pだった。
コースのみのお店である。まずカボチャとホタテの冷製スープ。
銘柄鶏の和え物。
サワラと空心菜の炒めもの。
サワラがやわらかく、コクがあって美味しかった。
三豊ナスと牛タンの四川風炒め。
この牛タンがすばらしく旨かった。マイクロキュウリのアクセントが面白い。
そしてフカヒレスープ。少々お高めの価格設定とはいえ、この値段でフカヒレ出るかな? と思っていたが・・・
う=ん絶品スープだった。モヤシの食感が面白く。フカヒレはトロトロ。いつまでも永遠に飲んでいたいw。
バジル風味の焼売。エビと豚肉がたっぷり。ちょっと面白い志向で橋渡しして・・・
次の黒酢の酢豚につなぐ。さすがの演出ですね♬
蒸した饅頭の生地がついてくる。それに酢豚を挟みながらいただくという趣向。
ビールから紹興酒のロックに切り替える。酢豚もたいへん美味しかった。
甕貯蔵3年ものだそうで、香りがすばらしい。さらに上のクラスの紹興酒、またボトルワインも各種あるようだ。
シメは麺だった。具はなしでネギだけ。上品なコンソメのようなスープ。
麺も自家製だろうか、透明感としっかりしたコシ。全体に量は少なめだがお腹はいっぱいになった。
デザートは自家製杏仁豆腐。トッピングにブルーベリーと桃のジュレ。
トータルで1時間半超、本格創作中華を堪能した。食後、マスターと話しをしたがまだ若いのでこれから楽しみ。
この日のためにアトリエの朝食兼昼食は、猫まんま(目玉焼きのせだけど)と味噌汁だけにしました(笑)。
本田の目の前にやきとんの店ができていた。高松でも豚モツが食えるようになったのか? ここも攻めてみたいですね・・。
さてiPad ProとApple Penci、アドビのフレスコという描画アプリを使ってみているのだが、僕にとってやはり革命的な神マシン・神アプリになりそうである。出来上がったイラストはとてもデジタルで仕上げたとは思えない仕上がりで、今までの作風を維持できるばかりではなく、無限の展開の可能性を持っている。
手書き文字が的確に素早く仕上がること、レイヤーとブラシの組み合わせでマスキングが簡単にできること、これだけでも凄い効率化だ。「書き文字は厚トレにペン書きしてスキャナーに読み込んで・・・」「マスキングシートをカッターで切ってエアブラシで・・・」という超アナログ時代を経験してきた僕には隔世の感どころではないのである。
さらにすばらしいのは場所を選ばず、かつデスクトップ並みの仕事ができること。その自由さと、色鉛筆や水彩道具などを持つ必要なない手軽さ。iPad ProとApple Penciはこれまでの旧iPadとはまったく違う意味を持つ究極の道具だ。
みなさんに次の本でお披露目できることを楽しみにしています!