初素麺、鈴木大拙を読む


yuiさんが素麺大好きだったので2人のときはよく作ったな=。僕は蕎麦派なので滅多に食べないんだが、さすがに暑くなってくるとたまには・・・。で、関東にいたときは「揖保乃糸」だったけど、ここでは小豆島の「島の光」ですね♬(もしくは徳島の「半田素麺」です)。

付け合わせ。右は青のりです♬

そろそろスダチが出てきたので。素麺には干椎茸出汁と梅干が合います。しかし、京都で買った竹ザルはさすがになかなか良いね。汚れないように大事に使ってます。

ブログ書くのに鈴木大拙を読んだ。難解なところもあるが面白く、すごく興味深い内容だった。大拙は禅仏教を海外に広めた先駆者で世界的に名高いのだが、今回の北鎌倉の取材先が氏の仏教研究の拠点だったとは・・・。僕はむしろアメリカのカウンターカルチャー、ビートニクのケルアックやスナイダーから大拙を知ったのであって、これまでじっくり読んだことがない。

大拙が強調するように、たしかに鎌倉時代に真に日本らしい文化が結晶した。僕のアトリエの風景も「侘び寂び」だし(笑)、茶の湯や能も大好き。作曲家のジョン・ケージや、画家のジョージア・オキーフとか、僕が気になっている好みのアメリカのアーティストたちが、けっこう大拙に感化されているんだよね。その後ろに大拙がいたのだ、面白い・・・。


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