最近食べた高松の蕎麦、三題。
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うえはら。県立図書館近くの移築古民家風、営業は金・土・日の昼間だけ、というお店。冷たい麺に温かいつけ出汁の鴨蕎麦を。
蕎麦はともかく鴨が美味い! あまりにも香ばしくてすばらしいので勘定のときおばちゃんに褒めたら、前は輸入ものを使っていたけど鹿児島産に変えたという(儲けは出ないらしいw)。つゆはしっかり濃い。鴨なんばんで関西風の出汁というのはあり得ないだろう。
そば湯。
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高田屋。繁華街のアーケードにある。期待していなかったが意外に美味かった。
黒胡麻を練り込んでいるという黒見の濃い蕎麦。なによりよかったのは出汁。関東風にかなり近い。調べてみたら関東にも多い全国チェーン店だった。丼もの付きのランチあり。蕎麦の大盛り無料というのもいいね。
店内は広くてカウンターは目の詰んだピーラー(ベイマツ・ダグラスファーの天然林木)の一枚板。それに庵治石。接客もいい。午後は17:00~23:00と夜飲みにも使えそうな店。ただし床は靴がにちゃにちゃとくっつく。ピーラーが泣くよ、掃除しましょ♫
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根っこ。カレーうどんが美味い鬼無のうどん店。昼はいつも大混雑で駐車場待ちのときも。初めて蕎麦をとってみた。
かなり太めの田舎蕎麦。出汁が悲しいくらい透明(つまりうどんの出汁そのまま使用)。蕎麦はそれなりに評価できるのだが・・・
透明ないりこ出汁に蕎麦は合わない。これは讃岐うどん店の蕎麦に共通する問題。いつかうえはらや高田屋のような濃いカツオ出汁を蕎麦に使い分ける日が来るだろうか?(だったら関東でもあの真っ黒なうどんつゆを使い分けろという声が聞こえてきそうだがw)。
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