九州女子。ニベの刺身、春の天ぷら、手作り餃子


朝、掃除機と雑巾がけをしてから直売所に向かう。和室に活ける花を買いにいくのだ。いつもの農免道路のシダレヤナギが新緑の淡い色を放って美しい。

モモの花やランなどをゲット。さっそく床の間に。

ではやりますか。まずはキスの背開きから。しばらくご無沙汰しているのでYou Tubeを見て再確認してからまな板へ。

まずウロコを取り、皆ビレの付け根から頭を直角に落とす。そして筒状の腹中から内臓を引き出していく。

背開きにして骨を外し、腹骨の部分を三角に切り取っていく。

ちょっと失敗したのも出たが、まあまあこんなもん。

お次にニベ。ニベは骨が硬く鋭いので注意しなければならない。とくに腹骨の付け根は容易には切れないので、叩くようなタッチで剥がしていく。

だいぶ骨に身がついてしまった(汗)。中骨をとって雄雌に分け、柳刃で皮を引く。引いた皮は湯引きにしておいた。

今日は瀬戸内海が青く美しい。刺身はあらかじめ盛っておくことにした。あとは天ぷらの下ごしらえ。餃子は皮だけ練っておく(具は間に合わなかった)。途中で天ぷら粉と強力粉が足りないことに気づき、車で買い物に出かけている最中、お客さま来訪。

囲炉裏暖炉に火を入れ、ビールから始めて刺身(ニベ、イカ、皮の湯引き)とサラダ(レタスとグリーンアスパラほか)。(←写真撮り忘れた;;)

天ぷらは魚介のほか庭のヨモギとカラスノエンドウ、お客さんが摘んできたツクシも揚げた。イカナゴは姿のまま。キスがまた絶品だった。山椒塩と自家製「かえし」で作った天つゆを温めて出す。

天ぷら→餃子では脂っこいかな・・・と湯豆腐を出してみた。削りたての鰹節とネギ、それに自家製だいだいポン酢で食べれば絶品なのは経験済みだものな。

2人とも九州女子かつ「大地の再生」の仲間だ。左のMさんはプロの女性庭師で、家づくりと庭とのトータルデザインもやる。本棚を見て「わたし吉村順三だいすきなんです〜」などと言った人はさすがに初めてである(笑)。僕の本を持参してきたのでサインを入れる。右のKちゃんは今回で4度目アトリエ来訪。

ドリー2人を観察中w。

さすが肉体女子なので食いっぷりがいいw。天ぷら追加。ゴボウとイカげそ、タマネギその他を入れたかき揚げに。

さらに「餃子いちおう作れるように揃えといたんだけど、どうする?」とおそるおそる聞いてみると、

「食べる〜!」

と連呼する2人(笑)。具のきざみと皮作りをやってもらいました。

ちょっとキャベツが粗切りだが(><;)まあいいや。畑でニラができ始めたのでそれも刻んで入れてもらった。それからラッキョウも大きくなってきたので、それを刻んでニンニクがわりとした。

ご飯は炊いておいたのでおにぎりを握ってもらった。きび入りの白米です。餃子はばっちり焼け、すこぶる美味であった。

自家製ラー油をつけて食べ、残りは水餃子にして・・・

すべて片付いていくのであった。このまま彼女たちのペースで飲んでいるとつぶされてしまうので(笑)、明日はお客様のリクエストで高知へ行くこともあり、早めに切り上げたのでした。

お土産にまたタロー氏の宗像・放牧豚をもらった♬ なんでも放牧地では大地の再生的処方もしているのだそうだ。そりゃウマイに決まってる!

放牧豚トンカツ

粕汁と酢豚


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