Gomyoのタンドール・曲げわっぱ上野原へ


Gomyo倶楽部の定例活動日、今日はお約束の「タンドール窯」を造る。今日は半分くらいまでできた。相変わらず図面はなし。出たとこ勝負で直感的に作っていく。いままでの経験から火が求める形、ボリュームというものがなんとなく見えてくる。それは建築や、彫刻や家具類といった立体作品の空間感覚も同じである。

屋久島で小屋を作ってきたが、寸法図面は起こさなかった。現地の空間と用意される素材によって、微妙に変える必要があるからだ。最初に数字を出すとそれに引っ張られてしまう。用意されたスギ丸太は予想より太いものだったが、それを現地に立てた時、見合う形の竹との組み合わせが自然に見えてくる。

明日から山梨上野原で「大地の再生ライセンス講座」があり、「タンドール窯」造りは早めに切り上げて、いったんアトリエに戻ってからバスで高松駅へ。夕刻の新幹線で新横浜から山梨入り。しかし、今年は瀬戸大橋を何回渡ったことだろう・・・。

ところで、イマドキ残念なのはJR車内のWi-Fiのサービスの悪さである。瀬戸大橋を渡るマリンライナーはWi-Fiなし。山陽新幹線も不通。東海道新幹線はWi-Fiサービスあるがトンネルなどで何度も途切れる。おかげでブログが書きにくいこと。

さらに上野原に行くには新横浜からの乗り継ぎが面倒で(→八王子→高尾→上野原)、乗車時間が途切れ途切れだし横シートなのでPC仕事がやりにくい。というわけで、この頃は移動中の仕事が捗らず、iPhoneで音楽を聴きながら、車窓を眺めながら、物思いに耽っていることが多い。

ま、車内の楽しみといえば弁当ですな。今回は曲げわっぱに三分づきを詰めてきた。高松駅でたこ天を買っておかずに♬

デザートはイチジクに島レモンを絞る。

しかし、この曲げわっぱは美しいなぁ。秋田杉を使った柴田慶信商店のものである。

柴田さんのHPにはこう書かれている。

白木の曲げわっぱはご飯の水分を程よく吸収し、冷めても美味しく、天然杉の香りが食欲をそそり杉の抗菌効果でご飯が傷みにくくご飯を詰めてから常温で一昼夜も痛まず持つほどです。

こんな素晴らしい杉材が嫌われものなんだから信じられないよ日本人!

Gomyo倶楽部活動報告2019/11/3


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