大地の再生@仙台秀明/街の大樹を移植する3-3


本日2本目、根巻きが崩れて根鉢が小さくなったマツなので穴が小さい。しかし炭は十分念入りにまく。

前のマツに比べるとずいぶん小さく感じる。フックは子1本だけで吊る。

前にも書いたが、幹の中ほどから吊ると根鉢の重さでそのまま据え付けの重心がうまく取れ、穴底を締め固めずにしておくことで自然にいい位置で収まる。

しかしこのマツは根鉢が小さいだけに、杭は慎重に打つ。

反対側にも。

土を入れ始める。このときもスコップなどで十分押し込む。

さらに炭をまきコルゲート管を差し込んで空気通しをよくしておく。根鉢がこれだけ小さいと、枯れる可能性も出てくるからだ。

反対側にもコルゲート管。

さらにコルゲート管にコモをかける。

コモはコルゲート管の泥詰まりの防止のためだそうである。

こうしてようやく重機による埋戻し。

次回の植え付けの穴掘りを兼用して埋め戻し土にする(まだ3本残っている)。

2本目の埋め戻しも完了。

掘った穴から地下水が湧き出してきた。青灰色の土は化土壌で、下側が普通のアスファルト舗装のためまだ進行が止まらない。


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