がもう、山下、民俗資料館、ラーメン焼肉♬


ナツ君が朝からめちゃ元気。彼はお母さんと一緒に「大地の再生」の現場をよく回っていて、屋久島でも会ったし、福島の三春では作業を共にしたことがあるのだが、今日はリビングの丸太柱に登りまくりであるw。

朝からうどんツアーと決めていたので朝飯は作らずに出発。まずは「がもう」だ!

平日の9:30にしてすでにこの行列「何なの?」と驚くみんな(笑)。まずは讃岐イナカの典型的なうどんスタイルを味わってもらおうと思ってね。

店内は狭いので外のベンチで食べる。

うどんの破片を食べに来るスズメと戯れるのも「がもう」の習わし。

続いて五色台に上がり、瀬戸内海歴史民俗資料館へ。まずこの石積みに感嘆してもらう。

今回は魚の剥製が追加展示されていたのが嬉しい。しかも、瀬戸内の魚類をよく捉えた展示になっている。コブダイとスズキ。

メバル類に、ニベ、ベラ、サヨリなど。どれも釣の対象魚だ。

そして2大巨頭のサワラとマダイ。

嬉しいことに、その下にはアイゴとシズが。この両者は関東者の僕にとって瀬戸内で初めて出会った魚である。どちらも食魚として独特の良さを持っている。

コチ、そしてカレイ類の分類もすばらしい!

前回お目見えした屋島の鳥瞰図。大正から昭和にかけて活躍した鳥瞰図絵師「吉田 初三郎(よしだ はつさぶろう)」の手になるものだ。生涯において3,000点以上の鳥瞰図を手がけたといわれ「大正の広重」とまで言われた。

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あとで学芸員さんに聞いたところでは、初三郎の親族がやはり鳥瞰図の絵師で、高松市立図書館の2階にの屏風絵が収蔵されているという。

さて2軒目行く? 唐揚げ好き? と子供たちに訊くと「行く行く!すきすき!」というので「はりや」に行ってみたのだが、長蛇の列で諦めた。ここはやはり「一福」で押さえておくか・・・と前を通ったら休みだった!

というわけで、山下に行くことに。ここは瀬戸内の小エビのかき揚げが食べれる。サインがいっぱい飾ってあるが、以前見かけた村上春樹と安西水丸のサイン(日付は平成2年/1990年)はずいぶん前に無くなっている。ノーベル賞騒ぎで盗まれたのか?あるいは店の人が外したのか(次回聞いてみます)。

春樹・水丸サインについての過去記事

ここは今だに薪でうどんを炊いているんだよなぁ。

帰宅。今日はせっかく覚えたピザを焼こうかな・・・と考えていたのだが、子供たちがなんと手打ち麺でラーメンを作るという。粉から計りからパスタマシーンまで全部持参してきたのだった。それにお母さんがパン屋さんに勤めているというR君たちが、お土産に食パンを持ってきてくれたので、ラーメンができるまでの間、そのパンでピザトーストを作って食べた。

私は厨房で子供たちのサポート体制に入る。スープはおでんの出汁の残りにイリコをたっぷり使った出汁を足して、醤油、みりん、塩。白コショウなどで調整した。

トッピングはチャーシューの代わりに桑島かまぼこ店のじゃこ天、ゆで卵、海苔、畑の九条ネギ。麺はどうなることやら・・・と心配していたが、美味しくて驚いた。なにしろ北海道産の強力粉だものな。

冷凍庫にまだ残っていたイチジクでコンポートを作る。

子供たちは何か炭で焼いてみたくて、焼肉にするw。これはK嬢のお土産、九州でも放牧豚をやっているところがあるらしい。それを塩胡椒だけで炭火焼き、まずいわけがないわ!

子供たちはコンポートのデザートで〆。大人たちは自家製落花生によるバターピーナッツでバーボンを飲む。

明日は島に渡る。


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