カブの酢の物


周囲の果樹園でミカンの花が咲き始める。いい匂いがする。

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わが家は2階から海が望めるが、反対側では山に落ちる夕日が楽しめる。落ちかかる一瞬の西日が、小さな窓を通して部屋に差し込んでくる。それが白壁を赤く染め、逆に南東側の光窓は緑のピクチャーウィンドウとなって壁に映える。美しくていつも見とれてしまう。

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陽が落ちたら料理。スーパーに新じゃがを見つけたのでセロリとニンニクとブレイズ(蒸し焼き)にする。鉄のフライパンでうまく火加減し、水は使わずフタをして野菜の水分だけで火を通す。じゃがいもは5~6mm厚くらいかな(端っこは厚めでいい)。テフロン加工のフライパンじゃなくて鉄。味付けは塩だけ。皿に盛ってから黒こしょう。これはビールが合う。

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カブの酢の物。皮付きのまま3mmくらいに薄切りしたカブをボールに入れ、まんべんなく薄塩をしてしばらく放置。ぎゅっと押すようにして水分をしぼる。それに淡く煮ておいた昆布とアミエビの佃煮を刻んで混ぜ、米酢をかけて混ぜる。これがカブの甘みと風味が最高に味わえる作り方。

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砂糖は使わない。コツはカブを切る前に水気をよくふいておくこと。カブに塩をするとき指の感覚で全部のスライス片にもれなく塩を行き渡らせること。この塩が多すぎないこと。出た水気をよくしぼってから酢をかけること。

昆布でなく若布でも美味い。昆布の佃煮は出汁をとったときのものを捨てずに冷凍しておき、ある程度たまってからまとめて作る(日本酒と水と醤油で煮る)。

これは日本酒。常温でいいね。ちょいとわさび醤油で食べても美味い。よくぞ日本人に生まれけり・・・という気分になるね♫

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締めは炊きたてご飯に目玉焼きをのせ、削りたての鰹節をかけ、焼き海苔を添えて醤油をかける。名付けて「目玉ネコまんま」w。

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これがまた、絶品なのである(笑)。


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