関東風お雑煮、鰹節


昨日の屋島山頂からの眺め。高松最高のビューポイントの一つである。群馬から高松に来て8年。あの男木島に石垣再生や木工のワークショップなどで拠点ができたことが嬉しい。今年の島々は、瀬戸内国際芸術祭で賑わうことになる。

2日目からはやっぱり関東風の醤油味のお雑煮。鰹節の出汁ってホントお雑煮に合うのだ。この場合、ニンジンは輪切りじゃなくて拍子切りにする。そしてネギは白ネギ。

わしら雑煮は食えないのでウダウダw。

今夜もまた。

大晦日の残りの蕎麦を使った。餅も2個入り♬

自家製の陳皮をふってみた。なかなか合いますね!

しかし、関東風の雑煮を食べる度に、鰹節の偉大さを思うのである。「もし私が駐日大使だとして日本の文化とは何か?と問われたら一本の鰹節を差し出す・・・」とかつて丸元淑生は書いたが、広葉樹の薪による燻しからカビ付けまで、そして削るという高度な「鉋(かんな)」の文化まで、まさに鰹節は日本の気候風土から生み出された粋なのだ。

日本料理を突き詰めていくと、必ず鰹節にたどりつくのである。正月はいつもそのことを再確認させられる。

11日からまた東北取材に入ります。帰りにまた温泉行きたいな〜。それより原稿書かなければ!!!

伊勢音商店へ


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