すこしは正月らしいことをしようかと屋島へ行った。屋島は高松のランドマーク的な山であり、かつて源平の合戦の地であり、頂上には八十八箇所霊場の第八十四番札所「屋島寺」がある。ここは、yuiさんとの様々な思い出が詰まった地でもある。
2日の夜に囲炉裏暖炉の前で寝落ちしてしまい、昨年からの緊張と疲れがドッと出たのか珍しく風邪気味になり、喉の痛みと鼻水と悪寒を感じながらの屋島行きであった。
さて、仙台ひとり呑み紀行の続き。
みぞれ宿りしていたら声をかけられて、ギネスの文字を発見してふらり入ってしまった仙台3軒目。いや、ここがまたすばらしいバルだった♬。奥には座り席もあるのだが、道側のカウンターは立ち席である。
ギネスの温度と泡立ちの細やかさがすばらしく、もう一杯呑んでみたくなり、ジンベースのカクテルをたのむ。ここは前の店とは対照的に、カウンターの中はぜんぶ若いイケメン男性なのが可笑しかった。
女性のひとり呑みの客がいて何の違和感もない。ガラスで外とつながる開放感がいいのかもしれなかった。最後にもう一杯、ラガーの味を確認し、店を出る。外看板を見るとこの店、「スペイン・バル」というスタンスらしい。
〆にラーメン。仙台で最も古いという中華そば。
ネギがセルフでというのも珍しい。
京都の新福菜館に似たスタイルだが・・
白ネギ好きなのでドバ〜
新福菜館より好きです、うまいです。お肉がチャーシューではなく徳島ラーメンのように切り身煮なのになぜかチャーシューのような食感でうまかった。スープも深い。
牛タン、居酒屋、スペインバル、そして末廣本店、すべてが感動の4軒だった。高校時代の初キャンプ旅の追憶からおよそ40年、こんな仙台が待っていようとは・・・。
雪が舞うなかをホテルに帰る。
雪だけではなく、この夜の高揚が翌日の鳴子へ導いたのであった。おまけ、翌朝の鳴子行きに駅でずんだ餅買いました。
車内で開封、わくわく・・・
甘すぎた(爆)。
(仙台ひとり飲み編/了)