買い物、屋久島行き、カレー作り


三越のポイントが残っているので買い物して使い切る。いつも買うのは地下の食料品売り場か5階の催し物会場w。どんなに貧乏していても、出汁素材と調味料だけはケチらないで本物を使う・・・というのが私のモットー。

昼はN先生とK嬢が来訪。スタッフ交えて囲炉裏暖炉を囲みながらお茶。4月に入ったらすぐN先生と屋久島に行くことになった。その打ち合わせを兼ねて。

矢野智徳氏の大地の再生講座@屋久島4/5〜4/8に私は全日参加する。
https://www.facebook.com/events/106808626820784/

この屋久島行きでN先生は途中で宮之浦岳登山。私は屋久島で亡くなった詩人、山尾三省の住まいを訪ねたいが、かなうだろうか。

東京のイラストレーター時代、山と溪谷社の『Outdoor』誌の仕事を貰っていたとき、三省は「ここで暮らす楽しみ」という屋久島発のエッセイを同誌に連載(1996年7月号〜98年6月号)していて、私は愛読していた。

そして2000年10月、御茶ノ水の湯島聖堂で三省本人の詩の朗読を聴いたのである。このポエトリーリーディングは45年前にサンフランシスコのシックスギャラリーで行われたビートの出発点とも言われる記念碑的朗読会と同じ日付であった。ゲーリー・スナイダーが来日し、ナナオ・サカキの詩が夕暮れの湯島聖堂にこだました。

湯島聖堂の門をくぐると正面に山尾三省がいて、私と目が合い、一瞬の沈黙が訪れた。私はあのときのパッションをいまだ忘れることができない。そして、詩の朗読の後で三省が読み上げた誓い「この地球上からすべての核兵器と原子力発電所をなくすこと」「日本中の川の水がそのまま飲める清らかさに戻すこと」が深く胸に刻まれたのである。

プロフィールに書いた通り、「山暮らし」への肩を押してくれたのは陶芸家の吉田明さんだったが、私の動機の中に、三省の屋久島エッセイと湯島聖堂での出会いが、通奏低音のように響いていたのは確かである。拙著『山で暮らす 愉しみと基本の技術』というタイトルは、三省の「ここで暮らす楽しみ」からインスパイアされたものである。そういう意味で、山尾三省は私の恩人であり心の師であった。

夜はカレーの仕込み。

鶏ガラは1羽分。

タマネギ大1個半とトマト1。

鍋に移してスープを加えて、ヨーグルトと黒胡椒でマリネしておいた鶏肉投入。

煮込み1時間、さらに牛乳入れて30分、ガラムマサラで仕上げ。で、例によってこの夜は食べない。冷めたら冷蔵庫で寝かせるのだ。これは明日のディナー用。

三越地下にあるパン屋「JOHAN」でフランスパン購入。久しぶりだな。街中住まいのときはしょっちゅう買っていた。やっぱり旨いなJOHAN。

アサリが旬の季節です。

1合だけのアサリ飯に挑戦♬

昆布〜。

まあまあイケました。畑の青ネギがまた旨い。

明日は新著が届く・・・。

※湯島聖堂でのポエトリーリーディングの様子は佐藤わこ/”Stay Together, Learn the Flowers, Go Light” WAKO SATO meets GARY SNYDERDで知ることができる。


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