ハイシエラその後、野草と発酵食


MacOSをハイシエラに変えて一週間になろうとしているが、不具合はほとんどない。頻繁に使うグラフィックソフトも快適に動く。ただ、iPhotoと入れ替わったアプリケーション「写真」から直接Photoshopに画像をドラッグできなくなってしまった。仕方なくいちいちPhotoshopの「ファイル>開く」とやっていたが、マジックマウスの左クリックで「外部編集>Photoshop」で開けるのを発見♬ ブログ編集などで写真を連続的に編集したい場合はこのほうがずっと速い。

ぬか床2日目。朝夕1回ずつかき回して鰹節と山椒の実の塩漬けを入れてみた。鰹節は削ったものを入れるのが普通らしいが、削り残しの端切れがあるのでそれを2個。山椒の実の塩漬けは以前鳥取の道の駅で購入したものを自分で塩漬けしたのだが、購入した時点で黒い種が成熟していて食用にはキツかった。これってカレーにパウダーではなくホールスパイスを入れるようなものか? 効き目は穏やかだが長く効力は続くだろう。

今日は男木島の小林さん来訪。「NPO法人男木島の町並み保存推進協議会 みんなの輪」の今後の活動について報告・相談に来られたのだが、相変わらずいろいろと珍しいものを差し入れしてくれた。

なんでも漢方の先生と懇意にしているらしくその頂き物のおすそ分けが来たのだ。左から、謎の大型柑橘。赤は「クチナシの実のジュース」茶は「ドクダミのジュース麹入り」。どちらも甘くて濃厚で美味しい。たぶんものすごい量の原材料を使っているはず。柑橘のほうは「これで塩レモン作っちゃえば?」というのだが・・・さて(笑)。

男木島ではハーブや野草と発酵食品のことを学ばせてもらった。ハーブティの美味しさ、身近な野草でサラダで食べれるものがあること。これまで知らないわけではなかったが、改めて瞠目した。塩レモン、塩にんにく、マンバの漬物・・・身近な材料の発酵食品についても。野草の栄養価は現在の野菜の4倍から20倍あるという。

というわけで、書棚から古い蔵書、森下敬一先生の『薬効食〜自然医食の効用』を取り出して読んでいる。初版は1986年、序章の自然医食の解説に始まって、穀類・豆類、野菜類、木の実・海産物、野草・・・と4章に各種の薬効・調理法などが詳しく解説されている。

とくに野草の項目は詳細で、全部で72種類が掲載されており、薬効/病名からの索引もついている優れ本である。私の所有しているものは1994年4版のものだが、現在Amazonでは中古で1万円以上というプレミア本になっている。

昨年、政府は日本の伝統の種を維持する『種子法』を廃案にし、モンサント社の除草剤『グリホサート』の食品残留基準を大幅に緩和した。そして相変わらず、EUでは販売禁止されている最悪の農薬、ネオニコチノイド系農薬三種を野放しにしている(とくに果物や茶葉への使用量はひどい)。輸入小麦やコーンシロップなどの遺伝子組み換え食品の問題、隠された放射能汚染、そして電磁波問題(電子レンジの害など)と、他にも問題が山積みしている。

無自覚にのほほんと流されていたら、確実に「ガン死する」時代に入ったと考えたほうがよい。というわけで、自然菜園、自然果物、野草と発酵食は、ますます重要性を帯び、脚光を浴びることになるだろう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください