大内パセリ、自家製アンチョビ


今日も一日中机にかじりつくように仕事。でも明日の男木島石垣ワークショップが気になって、そちらの作戦に思いを巡らしたりもしている。前日から水で戻しておいた金時豆でサラダを作る。このサラダにはパセリが欠かせない。

東かがわのパセリがスーパーに出始めた。パセリは畑で作ってみたのだけど、うまく育たず苦くてダメ。そんなときこの【大内パセリ】に出会った。自分の姓名と同じだから贔屓にするわけじゃないけど(ちなみにオオウチではなくオウチと読む)東かがわ市の大内町は西日本有数のパセリの産地だそうで、市場でも評価が高くトップクラスのブランドなんだそうだ。パセリのカルシウムはホウレンソウの6倍、鉄分は8倍、この豆サラダはそんなパセリがたっぷり食べれるレシピでもある。

昼はM君の底引き網で取れた小ダイでおすまし。ご飯は【龍の瞳】という超ブランド米をいただいたので今それを食べている。香りと甘みのすばらしいお米で、この白米の味は米の旨味の極致と言っていい。おひつで冷ましてから食べるとその良さが特にわかる。

夜はベイカを調理。さばくのに手間がかかるが、美味い小イカなのである。

自家製のアンチョビを出してみた。仕込みは6/9なのでおよそ半年経っている。

市販品ほどにはいかないが。塩味も成れて発酵の旨味・風味も出てきた。

叩いてベイカのアヒージョの味付けに使ってみよう。

オリーブ油、ニンニク、赤唐辛子。

ベイカと刻んだアンチョビ投入。

仕上げに大内パセリ。

フライパンにこびりついた旨味は勿体ないので酒で煮溶かしてから【龍の瞳】を投入して吸わせる。それをサイドに盛る。美味いね♬

そしてバリコ(アイゴの子)を焼く。

前にも書いた通りはらわたが美味い。海藻系の魔味である。若い頃このバリコを一度でも食べた年寄は、皆このわたの味を憧憬するように求める。そんな瀬戸内の魚食文化も伝承されず今や滅びようとしている。


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