やっぱり朝一番でアジの三杯はぺろりと食べてしまった。さすがに魚料理にも飽きたので(笑)昼は小麦堂にまた顔を出して、前回と同じもの(さぬきの夢2000の食パンと、オリーブのフォッカチオ)を買い、帰りにスーパーでベーコンと溶けるチーズを買って、こんなものを作る。
しかし、昨年6月にヤマザクラで作ったカッティングボード(こちら)は日常的に活躍してくれ重宝している。乾燥してかなり反りが入ってしまったが、それが木皿のようでもあり、「これ最初からわざとそうしたんじゃないの?」などと来客に言われるほどであるw。
仕事でくたくたになり、夜になってまた別のスーパーに行くと安売り日で、魚がやたらと大量に出ていて安い。「今日はもう魚じゃないぞ」と思っていたのに抗しきれず、カツオとアオリイカの少量刺身パック(半額)を買ってしまったw。で、日本酒でそれをやってからワインに切り替えてパスタを作る。
土井先生のレシピによる和風ナポリタンだ。ハムの代わりにベーコン、グリーンピースの代わりにピーマン。ニンニク、タマネギ、マッシュルーム。これらをまず油で炒める。
ここにケチャップとトマトピューレを加える。比率は7:3。ケチャップだけだと味が重たくなる。ピュレを入れると軽くあっさりめにできる。
土井先生曰く、ここで大事なのが「ケチャップをよく焼くこと」。ケチャップにしっかり火を通すと風味に深みがで、色も濃くなってオトナの料理の見栄えになる、と。
そこに赤ワインを少々。
水分が飛んだらバターとピーマンを入れ、
あらかじめ茹でてオイルをまぶしておいた麺を投入。ざっくり混ぜていくと麺はみるみる赤く染まっていく。仕上げのバターはとても重要で、「焼いたケチャップの香ばしさと、バターの風味があってこそ、懐かしい味わいのナポリタンにできます」とのこと。
ちょっとケチャップとピュレが多かったか・・・。いや、それでもくどくない。子供の頃、母が作ってくれたナポリタンがどうして喫茶店と同じ風にならないのだろうか?と訝っていたのを懐かしく思いす。
パルメザンチーズが合うな〜。しかし、生トマトをたっぷり使った伝統レシピのナポリタンよりも金がかかっているかもしれないな(笑)。バターやらベーコンやらマッシュルームやら、そしてこの赤ワインだもの。。。
囲炉裏暖炉のスギ薪がとぼしくなってきたので、今夜はヤマザクラの大枝をいっしょに燃やしてみた。この家の完成見学会のときにハチの師匠が運んでくださった薪である。もう丸2年以上経っているのでよく燃えてくれる。そして火保ちは抜群にいい。さすがに大枝だけでは炎が落ちかかるので、スギの枝を一緒に燃やす。
これが、すごくバランスがいい。いろいろな種類の枝を組み合わせて燃やす愉しみ、これも囲炉裏暖炉のすばらしいところである。そう、このときのヤマザクラのいちばん太いところが、カッティングボードになったのだ。