先週の土曜日に貰った大量の小アジ、半分は干物に仕立てたが、そのアラでストックを煮出して冷蔵保存しておいた。ナポリタンをつくったりしていたらそのストックを使う機会がないまま4日目になってしまった。冷蔵庫からそのボールを取り出す。ラップを開けると臭いはない。お玉ですくってみると、ユルい感じの煮こごりになっている。コロイド状ですな。
とりあえず半分ほど小鍋にとって温めてみた。ちょっと魚の臭いはするけどタマネギを入れてしばらく煮込み、豆腐と大量のワカメを入れた赤だしの味噌汁にしてみた。
これがめちゃくちゃウマイ! タマネギと味噌のおかげで魚臭さは消えてしまい、濃厚な出汁が舌を喜ばせる。そして滋味が広がる。鰹節をたっぷり削った出汁でもこいつにはかなわない。それぐらい濃厚な出汁だ。しかし、化学調味料のあの不快な旨味とは別のものだ。お代わりして椀2杯分を完飲してしまった。というわけで、今日の昼飯はこれだけだ(笑)。
イリコや昆布や鰹節などの乾物がシステム化される以前、瀬戸内の住人たちはこうして沿岸の小魚で汁物を楽しんでいたにちがいない。
さてまた仕事に突入して、暗くなったら今夜もナポリタンなのだw。ワインが半分残っているからね。ついでに、切らしていたタバスコも買ってきたぜ♬
しかし、今日の仕上がりはちょっとアブラーだった。最初のオリーブオイルを入れ過ぎたのと、ケチャップとトマトピューレの量が少なかったのかもしれない。難しいものだ。まあ、でも十分美味しかった。
デザートは小麦堂のパンを焼いて蜂蜜をぬったシナモントースト。これを囲炉裏暖炉のそばで。ヤマザクラのカッティングボードはこうして皿がわりにもしている。昨日のヤマザクラ薪はまだ燃え切っていない。
いや、ホント最高だよ囲炉裏暖炉は・・・。一人でこれを独占しているなんてもったいなくて申し訳ないくらいだw。そうそう、今日は近所の土建屋さんが軽トラ一杯分の薪を届けてくれたんだ。自分のところでも薪ストーブをやっているのだが、もう置くところがないらしく、向こうから声をかけてくれたのだ。ありがたや♬
ああ、しかし早く仕事を終わらせたいな。。。。