裁縫、シズ干物試食、ナスカレーのパスタ


yuiさんの形見の裁縫道具。

短パンほつれを裁縫。これも自分でしなければならなくなった私(あ〜ぁ)。

とにかく毎日の雑用に時間をとられるので、いかに短縮するかをこの半年・一年考えながら暮らしている。洗濯は洗濯機に近いベッドルームに竹竿を吊って部屋干しし、サーキュレーターで風を送り、乾いたものはたたみもせずにカゴの中に放り込み、それを順繰りに着ていくのだ。

昼飯、冷蔵庫に保存しておいたアジのスープストックである。

ゼラチン状の煮こごりになっている。

生臭さを心配していたが、鍋に入れて温めなおして上澄みのアブラとアクを捨てたら、ぜんぜん大丈夫だった。豆腐とワカメとネギを入れて味噌汁にした。美味しい! 鰹節やいりこ出汁とはまたちがう、濃厚にしてふくみのある味わいだった。

さて、干物である。ピチットで仕込んでおいたアジとシズ(イボダイ)3日目。

小フライパンで焼いて試食してみる。

ところが、まだ水分が多かったのかこびりついてしまった。返したらちょっとぼろぼろになってしまったが、味はすこぶる良かった。シズの干物は初めてだったが、繊細な白身だがパサつきもなく、深い味わい。明日がまた楽しみである。

ところでシズの頭と中落ちはスープストックをとらずに捨ててしまったんだよね(アジだけでせいいっぱいだった)。それが悔やまれる・・・。この味なら絶対うまいはず(次回は絶対スープとるぞ!)。

夕刻、この干物をアテに日本酒をちびちびやりながら、豆サラダを仕込んでつまみ食いしていたら、なんだか満たされてしまったので、今日は米を炊かずにパスタにすることに。

先日作ったナスとジャガイモのカレーをもう一度。今回はレシピに忠実にトマトもミキサーに入れてみた。ニンニクとショウガとタマネギ、そして乳鉢でつぶしたコリアンダー、そしてトマトを入れてミキサーでペースト状にする。鍋に入れオリーブ油を少し入れる。

そこにナス、ジャガイモを入れ、

ターメリック、ガラムマサラ、レッドペッパーを入れ、フタをして弱火。

ちょっと塩をしてナスを返しながら煮る。

傍らでパスタを茹でる。

合体して完成♬ このカレーは簡潔にして本当に美味しい。

パスタもお店で食べるとたっぷりの油脂や、砂糖や化学調味料が少なからず入ってくる。このパスタにはそれがいっさいない。でも、きわだった旨味がちゃんとある。感動があり、食べ終わった後に清涼感がある。

塩をグレードアップしたのも良かったのかもしれない。パスタを茹でるには赤穂の天塩(左)、調理のキメには伊豆大島の「海の精」(中央)、左は以前使っていたヒマラヤの岩塩。これは肉料理なんかにいい。

塩用のさじは木製の手作り。山暮らし時代に、シラカシの枝から彫ったもの。yuiさんと汗を流して伐採したときのことが、懐かしく思い出される、僕の大切な宝物だ。

おまけ、バロンの餌ですが、高知産ウルメイワシ半額で150円の半量を蒸しています。

ヒトが食べても美味しいのだった。おかげでこの色ツヤなのだ〜(笑)。


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