いい天気、今日も早朝から草刈り。写真はわが家の正面アプローチである。車の行き来があるので中央は除草剤をまかずとも裸地になっており、両サイドに草を残してある。ここに樹木ぽつぽつと植えていきたいと考えているのだが、草は放置すれば伸び放題になるのでこの季節は適宜に刈っていかねばならない。
が、エンジンカッターで全刈りにはせず、モザイク状に手ガマで刈るのだ。道側はため池から田んぼへ水を送るU字溝があり、黒パイプで管理されているので普段は水はないのだが、雨の日は擁壁からの排水を受けて水が流れる。おそらくここがアマガエルたちの通路になっているのだろう。
保育園側はチガヤが多いので、ノコギリガマを使う。地中にコオロギやスズムシの卵があると思われる。彼らは春に孵化するので、エンジンカッターで全刈して草を撤去すると、温度が上がり過ぎ隠れ家がなくなってしまう。だからこちらもモザイクに刈り、伏せた草を点在させておく。
部屋に戻ると私のベッドでバロンが爆睡していたw。
さて、今日はタケノコご飯をつくるのぢゃ。
昆布出汁をとってそれで炊く。
米は白米2合。水の分量はいつもと同じ。それに淡口醬油大さじ2、みりん大さじ2、塩ひとつまみ、を入れて炊く。
庭のサンショウを摘んでおいた。ジャガイモとネギの味噌汁をつけた。
今日は日曜日、屋島の宝物館の営業を電話で確認。まだ見ぬ屋島寺のご本尊を拝観しに行くことにした。まずはyuiさんのお墓にお参りし、花瓶を回収に行く。真っ青な空、すごい天気になった。
屋島有料道路へのアプローチ。屋島は角度によって様々な表情を見せる。
頂上までの通行料金は630円、屋島寺の宝物館はキャンペーン中だとかで500円のところが300円だった。
ご本尊「十一面千手観世音菩薩」は平安時代の作で、国の重要文化財になっている。榧(カヤ)材の一木造でやや小ぶりの座像である。保存状態はよく、一部に金箔が残っている。ふっくらとしながら力強い面持ちの姿で、手や左右の脇手も美しく、台座がまた見事だった。他にも日光月光菩薩、不動明王、鑑真作の釈迦如来など、いい仏像が収められている。地方の寺にこれだけのものが作られているのだ。やはり西の文化は凄いなと思ってしまう。
部屋は三つに分かれており、2階には那須与一の子孫が寄進したという「源氏の白旗」や屋島合戦の屏風・絵巻、刀剣などが収蔵されている。
奥に「雪の庭」と呼ばれる庭園もあって(書院の裏庭に当たる)、宝物館の裏からも眺められる。白い凝灰岩が露出していて、雪が降ったように見えることから名付けられたという。ドアを開けてその庭を見ていたら2匹のタヌキがやってきて驚いた!
宝物館を出るとそのタヌキが回り込んできた。慣れているのだ。館の人がときどきエサを与えているらしい。
屋島寺の境内には大狸の石像もあるので可愛がられているのかも。この石造タヌキは「屋島の太三郎狸」といい、弘法大師が霧深い山道で迷ったとき老人に化けて道案内するなど数多くの善行を積んだことから、本堂横に祀られ、屋島の一名物になっている。
天気がいいので展望台まで歩く。高松の市街地方面。
女木島と男木島、今日は岡山方面まで見える。
サクラは散ったが、山頂に1本だけ八重桜があった。
宝物館は撮影禁止だったのでスケッチしてきた。彩色はアトリエに戻ってから。
ちなみに宝物館、ネットのガイドでは「年中無休」となっていますが、現在は土日祝のみの開館だそうです、ご注意を。絵巻を見るにはオペラグラス持参がお薦めです♬