植樹のゆくへ、キャベツと豆腐と若布の味噌汁


ここに越してきてすぐに植えたカツラ。シンボルツリーになるようにと慎重に位置を決めて植えたのだが、いっとき枯れそうになって心配した。この春は元気のいい若葉が出てほっとする。もう少し伸びれば下の湿地に根が届く。そうなるとぐんぐん大きくなる・・・とみているのだが。

クリもほとんど育っていないが、今年は元気が良さそう。これは穴空きバケツを埋め込んだ生ゴミ堆肥場の近くに植えてある。いずれじわじわ効いてくるはず。

先月剪定したイチジクも芽吹き始める。その下にはタンポポが咲く。ここは在来種のカンサイタンポポだ。が、敷地の進入路の両脇にはセイヨウタンポポが侵入してきている。混在しないようにコントロールしていきたい。

いちばん最初につくった刈草の山が、ほぼ腐葉土化した。掘っているとときおりカブトムシの幼虫が出てくる。まだ小さいので隣の堆肥場で育ってほしいな。

もう1本のサンショウを保育園側に植える。ここは石の混じった残土が埋められており、スゲの根がはびこっている。ここにはアカマツ、ブルーベリー、レモン、ミツバハマゴウ、カキを横並びに植えてあるのだが、どれも成績が悪く、レモンはすでに枯れそうである。過去にサンショウをここで枯らしている。やっぱり穴を大きくして土を入れ替えないととてもムリそうなので、腐葉土を持ってきた。ツルハシとスコップで穴を掘る。

サンショウの根を包(くる)むように土を入れる。九州黒川温泉の作庭にも関わった友人から聞いた話では、山から雑木の苗木を掘って庭に移植しても、3年くらいはまったく成長しないという。根と土中の微生物との交信・親和期間が必要ということなのだろう。あと数年は我慢どころだ。

畑に戻って草取り。ジャガイモが芽を出した。

アスパラを収穫。伸び過ぎたか?

いや大丈夫だった。下半分は皮を剥いて食べれた。茹でてマヨネースで。すばらしい甘みと風味!

シュンギクも摘んだ。とうが立ち始めたところを折って、つぼみをちぎってさっと茹で、擂った黒胡麻と和えて醤油と荏胡麻油をかけてナムルにする。正式には唐辛子を入れるのだが、シュンギクが新鮮ならこのほうがいい。

また売っていた半額のアジ。

グリルで全部焼き。

軽く火が通ったらバットにとって身をほぐしてボールに取り、バロンのエサにストックしておく。

私はコレ。

イカナゴ、香川県産と書いてあった。大きいのはすでに6cmくらいある。なんだか小さな別の魚も混じっていた。なんの子だろう?

瀬戸内レモンをかけても美味しい。そろそろイカナゴも終わりだな。骨ごと内臓ごと食べる小魚は栄養価が高いはずだが、ストロンチウムが心配になる。もう瀬戸内にも・・・。

春キャベツの芯のところを鰹出汁でやわらくして、たっぷりの若布と豆腐と油揚げで味噌汁にする。

味噌は、赤4:白1くらいの割合にして。こんなすばらしいスープをちょっとの手間で作ることができる。日本人は幸せである。

サクラが満開になった。

コイツはおかまいなしですな(笑)。

おい、アジが待ってるぞ。

 


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