雨のお料理教室の巻


今日は家でGomyo倶楽部の次年度申請書の打ち合わせ。N先生が勤めを退職されてフリーになったので、平日でも打ち合わせができるようになった。雨模様で現場仕事が休みになったのでK嬢も合流。午前中から来るというので「じゃ昼飯ウチでやりますか?」ということでGomyoで穫れたイセヒカリ米3合を仕込んでおいた。

打ち合わせは早々に終わり、メシ作りの前に2人に畑を見せる。いったいどこを歩いていいのか解らない全面草地もようの畑に当惑する2人に、作物や果樹を説明し、レタスやシュンギクを摘む。そのレタスを混ぜてトスドサラダやシュンギクのナムルを作り、軽く食べてもらった。

イセヒカリは朝方「精米機」で白米に精白したものを研いでざるに50分(25分ずつ上下を替えて均等に水を吸わせる。夏なら計40分)。50分過ぎたらビニール袋に入れて炊く直前まで冷蔵保存しておく。水につけたままだと発酵が始まって、マズくなるからである。

味噌汁は鰹節出汁で、具はキャベツとワカメと豆腐と油揚げ。まずはピュアな炊きたて飯とできたて味噌汁を味わってもらおう、という趣向だ。自家製の梅干しをお出しして。

N先生は退職と同時に主夫で料理番になり、K嬢も現場仕事に手弁当を持って行くらしいので、それぞれの料理手順の解説を加え、なんだか「タマリンのお料理教室」のような感じになってしまったのだ(笑)。

さて、メインは鶏肉のストックがあったので、親子丼と酢鶏どっちがいい? 酢鶏とは鶏の唐揚げを甘辛酸っぱく仕上げるものだ。

「酢鶏!」
「私も酢鶏♬」

了解しました〜(笑)。

唐揚げは切った鶏に醤油と酒、ニンニクとショウガのすりおろし、塩、コショウで20分くらい下味をつける。このとき冷蔵庫にしまわないで肉を常温に戻しながら味付けしておくと揚げたとき火が通りやすい。衣は今回カタクリ粉だけ。揚げ油はで酸化しにくい「米油」。揚げたてを味見してもらい、その間に甘辛ソースを作る。

豆板醤+はちみつ+ごま油+黒酢。割合は、大さじ2:3:2:150ml。これを中華鍋で煮立てて、唐揚げと合体させる。とろみは唐揚げのカタクリ粉の衣から出る。

先日、某デパートの1,000円券を手に入れたので、それで鹿児島県の甕仕込みの黒酢を入手した。今回の黒酢はそれを7割くらい使った。はちみつはGomyoのニホンミツバチのものだ。まずいわけがないわなw。

キャベせんをたっぷり付けて、ではいただきます♬

というわけでイセヒカリ3合はきれいに無くなったのであったw。その後、お持ちいただいたデザートでコーヒー。再び囲炉裏暖炉を焚いて歓談。Gomyo倶楽部は今年度からまた新たな舵を切る。話しは尽きない。時間はあっという間に過ぎていき、気がつくと夕刻になっていた。

まあGomyoの活動は「農業」がひとつのコアであり、美味しく食べるというのは大切なことなのだ。

というわけで、またやりますか? 雨の料理教室(笑)。


「雨のお料理教室の巻」への2件のフィードバック

  1. ごちそうさまでした
    翌々日の夕飯で早速酢鶏、でっかい唐揚げを妻に見せてやりました
    しかし、黒酢の酢鶏は初めてで、いいレパートリー教えていただきました
    ありがとうございます

    畑の謎のハーブは フィーバーフュー(夏白菊)だと思います
    勇気ある西洋人は葉っぱ1枚くらいをサンドイッチにする人もいるようですが、苦いのでおもにハーブティーだそうです
    片頭痛にいいとか

    1. 主夫として強力なレパートリーが増えてよかったですねw。
      栄養価も高いと思いますよ。

      フィーバーフュー(夏白菊)、情報ありがとうございました。
      花が咲くのが楽しみです。

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