5/21の講演への出発直前に、摘んでおいたアトリエのサンショウの実を処理しておいた。今年は初めての豊作だったので、摘む時期を今か今かと待ち続けていたのだが、この季節は出張旅で数日開けると植物は旺盛な成長をみせて適期を逃してしまうことがあるので、急いで処理してから出発した。
実をさっと茹でてから数時間水にさらし、アクの抜け具合を確認してから真空パックし冷蔵と冷凍へ。今日はその一つを取り出してちりめん山椒を作ってみた。わりと多めの酒と少しの醤油で煮るだけである。四国は小ぶりで鮮度の良い天日干しのちりめんじゃこが手に入る。
砂糖甘にしないちりめん山椒は激ウマイ! ご飯にめちゃ合う。
これだけ美味しいともうちょっと実を採取しておけばよかったか・・・と悔やまれるが、木がまだ小さいので全部取るわけには・・・。
このアトリエを建てたとき、亡くなったyuiさんと話していたのは、庭を「果樹」でいっぱいにしていろいろ自給できるように楽しもう、ということだった。500坪の敷地の庭はまったくの手付かずで、まずは1年間yuiさんの実家の屋上で育てたイチジクを植え、そして・・・
・ダンチサクランボ
・カキ
・クリ
・バラ
・レモン
・アカマツ
・ヤマブドウ
・サンショウ
・ミツバハマゴウ(プルプレア)
・ピラカンサ
などを植えた。その後「大地の再生」を前後して、
・オリーブ
・コブシ
・ギンモクセイ
・サザンカ
・ヤマボウシ
・ミモザ
・シルバープリペット
・リュウキュウアセビ
・アカガシ
・モチツツジ
・ツツジ
・キリシマ
・フヨウ
・ゲッケイジュ
・ナツメ
・コバノズイナ
・ビワ
・スダチ
・シークワーサー
・ハッサク
・小原紅早生(おばらべにわせ)
・ポポー
・ザクロ
・ウメ
・オニグルミ
などが植えられている。勝手に生えてきた木では
・アキニレ
が元気よく、そこかしこで育っている。そして最近では
・クワ
が仲間に加わり(勝手に生えてきたものを栽培中)、五名で採取してきた
・ヒノキ
も植えてみた。まだまだ結実しない若い木が多いのだが、香川は暖かいので柑橘王国でもあり様々な果樹が育つ。
そういえばタネから水耕栽培で発芽させ、
鉢植えで可愛がっていたアボカドだが・・・
出張の度にバケツと雑巾などを使い水やりして大変になってきたので、思い切って地植えしてみた。あやうく枯れるか・・・と思ったら、なんとか着いたようだった。そのとき堆肥場からもうひとつの根を出したアボカドのタネが出てきて、ダメ元で隣に植えておいたら、なんと元気に葉を吹き出したではないか!(左)
というわけで
・イチジク
に始まって
・アボカド
まで、数えてみると全部でちょうど40種になっている。問題なのは真夏の水やり、そしてお世話の時間づくりである。
おっと、そういえばスギを植えてなかったな。どこかで実生を採取してこよう♬