前に失敗したコンニャク製作に再挑戦。前回は灰汁の濃度が薄かったのだ(水も入れすぎた)。前回は鍋にとった灰に水を加え、数日後の上澄みを灰汁とした。今回はもっとたっぷりと灰を使い(囲炉裏の中央から採った)、竹ざるの上に和紙を敷き、その上に灰を載せた上から熱湯をかけてボールで受けた汁を冷まして使った。色は透明っぽい茶色。舐めてみると「ゲーッ!」という苦渋さ。前とぜんぜんちがう、イイゾ♪
イモの皮をむいて5cm角くらいに切って竹串が通るほどに茹で、それをすりばちに入れてすりこぎで搗き、擂った(前回はおろし金ですりおろした)。それを鍋にとり、灰汁を少しづつ加えながらゴム手袋をした手で激しくかき混ぜる。今回もユルかったが、しばらく置くと固まった!
それを包丁で切って茹でる。時間はかなりかけた。あれだけニガい灰汁をかき混ぜたのに、刺身で食べてみると灰汁の苦みはほとんどない。しかし、ちょっとぶつぶつ感が多すぎるように思った。もうすこしなめらかになるまで搗いたほうがいいのだろう。ここはミキサーで砕く人が多い。ともあれ、灰汁で固まることがわかった。