共存する畑


ジャガイモが大きくなってきた。他の畑に比べ、無肥料のせいか(木灰はときどきまく)小さいが、すごく健康そうに見える。雑草と共存。よほどジャガイモの生育を邪魔するものだけ排除。

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初めて栽培する麦も色づいてきた。よく稔っている。ネギも食べごろ。ここから引っこ抜いて、食卓へ直行する。プロの作るネギよりずっと小型で白い部分は少ないが、これでいいのだ。すべて無農薬無肥料。

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キャベツ、サラダ菜、エゴマ、ニンジン、枝豆、カボチャなどが育ち始めている畝。ここは2年続けてジャガイモを連作した場所。

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ニンニクの収穫。安い中国産のニンニクを買って使い切れないうちに芽が出てくる。それを1辺ずつ夏ごろ植えておく。冬を越して春にすくすく育つ。昨年はイノシシにかき回され、何度も倒されたのを立て直して残った収穫だ。これまた小型だが味と香りは抜群。今年からはアトリエ産のニンニクで循環させてみよう。

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手前がシソ。昨年のこぼれ種から発芽したものを選り分けて育てる(周りの雑草を取って助けたり移植したり)。奥にミョウガが出てきた。これも雑草を取って助けているうちに元気になり、増え出したもの。

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ときたま前橋近郊の野菜直売場に行き、そこで肥大した野菜をみるとバケモノ野菜に思えてくる。肥料をたっぷり与えて肥大したものが正しいのだろうか? 徹底した除草が本当に正しいのだろうか? それは「大きくキレイな野菜」を「まとめて収穫する」には正しいのだろうが、商いのための無理強いというものだ。

僕らの畑は、サワガニもヘビもカエルもチョウもミツバチもクモもハンミョウも鳥もいる畑。野菜に病害はほとんどない。そして流域の水系を汚染することがない。こんな畑が町にもたくさんできるといい。巨大マーケット駐車場のアスファルトを引き剥がせ!


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