初ミョウガ


旅から戻ったら即、草刈りだ。この時期10日も空けると敷地は草だらけとなる。石垣もこの通り。先日、愛媛の石垣巡りをしてきたが、石垣回りに草が少ないのだった。日照がよく雨が少ないこともあるのだろう。ちょっと寂しい感じがしないでもなかったが、草がわんさかと生える石垣もまた管理が大変なのだ。

こちらでは天端にカラムシという直線的に伸びる草が根付いていることが多い。これは宿根で刈っても刈っても生えてくる。刈らないでひと夏放置すると天端にはカラムシの薮ができ、やがて石垣に下方に倒れ込んでくる。しかし、この根が天端の土や石の崩れを防いでもいる。

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畑に出て草を刈りまくる。ネットの最上段まで駆け上ってしまったキュウリ。ここにあのお化けキュウリが何本もぶら下がっていたのだ。

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トマトの生育も順調。近づくとトマトの強い芳香がする。早く赤くなれ。当地は湿気が多いので赤くなる前にトマト身割れをおこしてうまくできないことが多い。最近ではビニールの屋根をかける菜園をよくみかける。

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今回は植え付けのときに、苗の下のほうの葉を落としてしまい、先端だけを残してあとは土に横たえて埋めてしまう方法をとった。そして畝を高くした。このやり方を試みた2つの苗のうち、一つは初期に枯れてしまったが、この苗だけは力強く成長している。根元の茎もしっかり太い。

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蕎麦の芽がでてきた。雨で種が流れないように麦藁でマルチしたのは正解だったようだ。地元で私たち以外は麦を作らないので、茅などを刈って保存しておき、それをマルチに使っている人もいるようだ。

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旅の間にそうとう強い雨が降ったらしい。大豆や小豆は倒れてしまったものがあるので、立て直して根もとに土を盛る。これを防ぐには、本当はもっと間引いて、やや大きくなったときに土寄せをすればいいのだが、なかなかタイミングが合わない。間引くというのもけっこう難しい。見極めていい苗だけを残せばいいのだが、最初はできないんだな、これが。

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エゴマや阿波の原種モロコシ「モチナンバ」も育ってきた。この季節、アトリエの畑は土が露出している場所はほとんどない。

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今日は水道水源を掃除に行ったのだが(くわしくはYKのブログでどうぞ)帰りにミョウガを採取した。嬉しいなぁ、ようするにこれを書きたかったのだ(笑)。

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