集落支援員で神流川へ。
持倉へ行く途中のカツラも青々と。
持倉へ行く途中、しばらく工事をしていた沢の堰堤(?)が完成したようだ。ギョッとするようなスケール。
小沢にこんな堰堤が必要なのか? 700mm程度の鋼管が使われているがこれは水が流通するのではなくただの構造材(土石流のさいの大石などのガード用か?)のようだ。どうせなら躯体にボルダリング用の突起をつければよかったのに(笑)。
神流川もその支流の船子川も水は白く濁っている。この流域では常に何かしらの土木工事が行なわれており、その濁りが入るのだろうか。国道ではカーブの拡張工事がここ1~2年驚くほど頻繁に行なわれている。また2007年9月の台風9号の爪痕に、大掛かりな堰堤工事が随所で行なわれている。地元の土木業者にとってはありがたい話であろうが、山と川はどんどんコンクリートで埋め尽くされていく。
そして神流川に下りてみると、川の水と苔が異常な感じなのだ。まったく苔の付いていない白い石があるかと思うと、茶色のヌルヌル状の臭い苔がべっとり付いた石がある。昔の川はこんなではなかったはずだ。地元の爺さんたちはすでに諦めているのだろうか。
持倉に上ると今日はちょうど「輪投げの日」だった。「一緒にやっていきなよ」と言われてyuiさんと参加。9本の輪を数字の書かれた9本のピン目がけて投げる。それを1ラウンド10回で合計点数を競うというもの。
ピンまでの距離は5mある。
私たちは最下位であった(笑)。その後、Sさん宅をまわる。ちょうど畑に出たところを立ち話。Sさんちの畑や庭はかなり広い。除草剤は頻繁に撒くという。
泊まりは町営「みかぼ高原荘」にしてみた。途中にアジサイが植わっている。
国道からスーパー林道に向けて数キロ上がったところにある。しかし見晴らしがいい高原の宿だというのに、客室の前がなんとアスファルトの駐車場。 ( ̄Д ̄;) 設計者出てこい!(笑)
中はとてもキレイ。展望風呂もすばらしい。温泉ではないが、地下水を特殊鉱石(トゴール鉱石や麦飯石ほか)に通して沸かしているので、温泉効果は十分感じられる。中に画廊兼カラオケ喫茶まであってビックリ。夕刻、営業中であった。本日の泊まり客は私たちだけ。せっかくなので生ビールを飲みに行く。入り口の壁にビュフェのリトグラフ。中には群馬作家を含む版画など、複製ではなくすべて本物。陶器類も少し。マスターは東京の画廊経験者、奥様に手作りの漬け物などをいただく。美味しい。
夕食には神流町が売り出し中の赤ジャガイモの甘露煮がでた。おそらく神流町の方々の友好利用が多いのだろうか。「るぼう」ファンの固定客がいるという話は聞いた。でも「高原」を楽しもうとする外客のリピーターは付かないかも。