神流マウンテンの蕎麦


今年の神流マウンテンは参加者が650人と多く、昨年のミドル、ロングコースの他に50kmというスーパーロングコースが加えられた。そのスタートは6:00。まだ暗い神流川にかかる橋にはイルミネーションが灯り、麓にバルーンも上がっている。

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開会式はその後。そしてロングのスタートが7:00。

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私たちはそれを見届けた後、持倉に上る。

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さっそく蕎麦打ちの手伝い。花豆は前日に煮るが、蕎麦はのびてしまうのでそういうわけにいかない。今回の量は昨年の倍以上。下の集落からも応援が来てくれた。やはり地元のお年寄りでないとこの味は出ない。水加減、練り方が上手い。計量カップなどはぜんぜん使わない。仕上げは小野式製麺機で麺に仕上げ、すぐ茹でる。地元の蕎麦、水は山上の湧き水だから、美味くないわけがない。昨年も「持倉の蕎麦が最高に美味かった」と、選手たちから絶賛されたのだった。

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休憩場のなかで椀に盛って、ワサビとネギを添えてヤカンに入ったつゆをかける。

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花豆は3軒で煮たそうだ。それをパックに小分けして、爪楊枝を差して選手に出す。

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トップはフランスからの招待選手だった。

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続々と選手がやってくる。今年は蕎麦の売れ行きがいい。2杯3杯とお替わりする人も続出。

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お孫さんたちも手伝って2カ所から蕎麦が補給される。「ネギの追加!」「つゆ切れました~!」などと裏では声が飛び交う。

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着ぐるみさんも蕎麦を食す。さてどうやって食べたでしょう?(笑)。

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私たちもようやく食事にありつく。蕎麦、う、うまい! 神流マウンテン、走りたくはないけれど、この蕎麦は毎年食べにきたいなぁ(笑)。今年は参加者が多くて、持倉のおばあちゃんたちは切り盛りに忙しく、観戦する余裕がなかったようだが、みな実に楽しそうだった。

13:30、この時間に持倉をスタートできない人たちはタイムアウトで、ここからマイクロバスで帰還。最後のランナーが手を振って消えていく。

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このお年寄りがいなくなるとき、イベントからこの蕎麦も消えるのだろうか。それとも・・・


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