「ブラジルのもう一つの国歌」と言われるこの曲、アリ・バホーゾの代表作「ブラジルの水彩画」。ジョアン・ジルベルトの名盤『ブラジル 海の奇蹟』のバージョンが最高だなぁ。あれは何度聴いても涙がこみ上げてくる。ずっと抑制を効かしておいて、最後の最後にパーカッションで盛り上げるところが・・・。心は一気にアマゾンのジャングルやアフリカのサバンナに心は飛んでいく。それが、この曲の深い歌詞を見事にとらえている。
You Tyubeでジョアンのギターソロバージョンを聴いた。
ギターという1台の楽器、たった一人の歌なのに、間然として最後まで飽きさせず、ぐんぐん引き込まれる。音楽はオーケストラの複雑な音がいっぱいあればそれでゴージャスになる、というわけでは決してないのだ。ジョアンは「禅」であり「茶の湯」なのである。晩年の日本公演が奇跡のような大成功をおさめたのが今となってはよく解る。
今日は桐生市内のカフェでリオツアー「ボサノヴァミュージシャン田村ひろと行くリオ・デ・ジャネイロやすらぎのボサノヴァの夕べ」の説明会があって、田村さんの弾き語りを聴くというおまけつきであった。ありがとうございました♪
残念ながら、今のところ私たちは旅費を捻出できそうにない。そりゃ死ぬほど行きたいけどな・・・。
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