23年ぶりの海外旅行・イタリア/11日目その3・ヴェネツィアヘ


大きな達成感を得て、再び電車に乗ってヴェネツィアに向かう。帰国予定の9/10までの4泊はヴェネチュアの宿に連泊することになっている。節約型のバックパッカーの多くは島に渡らず手前のメストレあたりで安宿をねらうらしいが、僕はなんとしてもヴェネツィア島内で滞在してみたかった。

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23年ぶりの海外旅行・イタリア/11日目その2・パドヴァ、スクロヴェーニ礼拝堂


そもそも子どもの頃から絵を描くのは好きだったし、僕らの小中時代は手塚治虫、赤塚不二夫、ちばてつや、石森章太郎、などなど古典漫画の全盛期で将来は漫画家になろうか?・・・なんて思っていた時期もあるのだが、僕が絵画に目覚めたのは東京の叔母が僕を幼少の頃から美術館に連れ出してくれたことに始まる。

今でも鮮明に思い出すのは上野の美術館でみたレンブラントやゴーギャン、ルソー、モネ、などの大絵画である。そして、中高生のとき母親が『巨匠の世界』全18巻(タイムライフブックス/刊行年昭和43〜46年)を買ってくれたのがダメ押しとなった(笑)。

『巨匠の世界/第9巻/WATTEAU』いまアトリエの本棚にはこれ一冊だけがある

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23年ぶりの海外旅行・イタリア/11日目その1・ヴェローナ、カステルヴェッキオ


マティスのロザリオ礼拝に続き、昨日はステルヴェッキオ城も休館日でガッカリしたが・・・

「おいおい! せっかくヴェローナに来たんだから、そんなに焦るな、まずは街並みをじっくり見ろ!」

とスカルパに諭されたような気がして、つまりスカルパの銀行と世界遺産地区の建築を見るだけでも十分満足であった。

小雨の中、早朝に宿を出てカステルヴェッキオまで歩く。道端にあった小さなお堂。

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