羽釜と手斧、ダントツの並


ブログの過去ログを調べてみると、ちょうど2015年の今日、この新居に引っ越しを終えて、初お泊まりした日だった。「引っ越しを終えて」とは言っても、工務店の社長に軽トラを借りてデカイのやら重いのやらを一応運んだだけで、蔵書などは段ボールのまま。これから本棚も作らねばならない。2階のリビングもガラ空きだった。

あれから丸4年。家具も荷物も増えた。この家具というやつも曲者で、買いすぎたり作り過ぎたりで空間を占拠してしまうと鬱陶しい。何も置かない空間の美しさ・・・いわゆる日本人特有の「間」という感覚が重要なのだが、現代人の多くはこれを失って、つい買い足してしまう。

今日はM君の海の取材がまた流れたので、朝から確定申告に行った。行きがけに「レトロ市」に出会う。今日は第三木曜日だった。陶器はいいものが見当たらなかったが、大きな羽釜が出ていたので購入。

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