羽釜と手斧、ダントツの並


ブログの過去ログを調べてみると、ちょうど2015年の今日、この新居に引っ越しを終えて、初お泊まりした日だった。「引っ越しを終えて」とは言っても、工務店の社長に軽トラを借りてデカイのやら重いのやらを一応運んだだけで、蔵書などは段ボールのまま。これから本棚も作らねばならない。2階のリビングもガラ空きだった。

あれから丸4年。家具も荷物も増えた。この家具というやつも曲者で、買いすぎたり作り過ぎたりで空間を占拠してしまうと鬱陶しい。何も置かない空間の美しさ・・・いわゆる日本人特有の「間」という感覚が重要なのだが、現代人の多くはこれを失って、つい買い足してしまう。

今日はM君の海の取材がまた流れたので、朝から確定申告に行った。行きがけに「レトロ市」に出会う。今日は第三木曜日だった。陶器はいいものが見当たらなかったが、大きな羽釜が出ていたので購入。

把っ手が付いていて便利そうだ。イベントや餅つきに活躍しそうである。

もう一つはコレ。この曲がった木、なんだかわかりますか?

昔の大工道具、チョウナ(手斧)の柄なのです。このエンジュの曲柄はもう新品は手に入らないので見つけたら入手しておくにこしたことはない。レトロ市主催のお二人は、たぶんこれが何だかわからないで売ってくれたんだと思う。めちゃ安でゲット♬

京型のハマグリ刃を手に入れてこいつに付けて使ってみたいものだ。いま私が持っているチョウナは関東型で深いハツリには向くが、亀甲模様を出すような造作には京型がいいのである。今もこれを打っている鍛冶屋が福井県に存在する。

大工ちょうな/安養寺屋

さて、今年の確定申告の会場はサンポートのタワーの中で、地下駐車場に止めて直に上がった一階のフロアだった。明日が最終日だという割には案外空いていて、すんなりと通った。ちょっとホッとしたので、駐車場を変えて、お昼をダントツに食べに行った。

ラーメンのサイズは(小)(並)(中)(大)と4種類ある。ラーメン並、豚増し2枚追加、野菜ちょい増し、ニンニク増しで。

他にチーズ、キムチ、青ネギ、味玉などの追加トッピングもある。麺はぶりぶりの太麺。中毒性のある二郎系のこの味をたまに食べたくなる。

今日のスープはカエシが効いてすごく美味しく、あやうく全部飲むところだった(笑)。次回は「油そば」行ってみるか♬

ところで購入した羽釜などは下屋に放り込んでおくのだが、この下屋の中がなかなか片付かない。よほど気合いを入れて1日がかりでやらないと終わりそうもない。しかし、このようなスペースが家にあることはすごく重要で、買い足したもので不要になったものを一時的に始末できる。

建て売り住宅ではこのような余裕がないので、狭い庭に小さなスチール物置きなどを置く羽目になり、これでもう庭の景色がダメになる。また、見えない裏側に物置きを持ってくると、風通しが悪くなって湿気を呼び、カビやシロアリなどの原因を作る。

写真は(有)アンシング・ホームのHPより。できたてほやほやで初めてお泊まりした頃のアトリエ。矢印が下屋。

内部は梁や屋根下地の合板もむき出しのまま。コストダウンのためここだけはベイマツを使おうか悩んだが、やはりスギにした。

実はこの下屋、外3方の内壁に未だ手を入れていない。今年こそは・・・。


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