朝、包丁を研ぐ。まだ魚が残っている。だからここでもう一度包丁を研ぐのだ。今日は残りの魚、すべてを片付けよう。
月: 2017年10月
ハムエッグ丼、解体と干物仕込み、ひとり鮨
ナポリタンで使った美味しくないペラペラのハムが2枚、冷蔵庫の中でひからびようとしていた。それに今日は白米の冷やご飯が残っている。象印の炊飯器のCMが面白かったので、私も昼にハムエッグ丼つくってみた。
蒸器でご飯を温めながら(ご飯茶碗にご飯ついだまま蒸す)隣でハムを油で焼く。焼いたハムをご飯の上に乗せ、そのハム味がついた油で卵2個の目玉焼きをつくる。このとき、水をかけてフタをしたりはせず、卵の片面だけをフタなしで焼く。すると、白身の端がきつね色に焦げ始める。火を弱めて焦げ過ぎないようにしながら、「白身の透明感が黄身の周りだけ」という状態になったら火を止めて、フライ返しでそっと、ご飯とハムの上に乗せるのだ。
そして、ここからはCMにはないんだけど、ワタシの場合、削りたての本枯れ節を中央に盛るのだった。そして・・・
各種干物仕込み、ツバスとアイゴ
まだ貰ってきた魚の半分も使い切っていない。2人が帰った後、ビールの酔いを醒しつつ、再び仕込み開始。鮮度が落ちないうちに、まずはピチット干物だ。タチウオが2尾ある。丸元淑生『家庭の魚料理』には、「たちうおは、干物にするのがベストの調理法である。その処理は実に簡単で、誰もが感嘆するくらいの美味になる」と書かれている。
瀬戸内魚の塩焼き(アイゴ賞味)、アジフライ、ワカメ汁
台風間近、秋の定置網取材
先日、風のために流れた定置網漁取材だが、本日決行されることになった。台風が近づいているが、今日は風もないので出れるという。台風の防備として一部の網仕舞いの仕事もあるようだった。結果としては大量で、とくにアイゴという魚が大量に入っていたのが珍しかった。