四国26回旅


桐生出発は午後になった。行きがけに数件ご挨拶に回り(足利にも立ち寄って)、不動産屋さんに鍵を渡していよいよ群馬を離れる。

いつものように軽井沢を通って信州へ抜ける。ホンダの軽バン「アクテイ・4WD」は荷物満載でシートが倒せず車中泊不可なので登山用テントを積んである。が、さすがに疲労がたまっているので今回はホテル泊で行くことにする。

群馬から下道を通って四国へ行くには中山道(木曽道)から名古屋に入り、1号線で京都へ、という道順が近い。1泊目は長野の上田へ。

上田では時間が合わず刀屋の蕎麦を逃してしまった。気を取り直し、名古屋では「矢場とん」の味噌カツを食べてみた。名古屋を通過しているとき横綱まわしをしているブタのキャラクターが目に焼き付いて気になる店だったのだ。

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高松~桐生/送迎会


3/15に桐生を出て四国高松のyuiさん実家の一室を借り、ネットを引かせてもらって新著を仕上げ、その他連載イラスト原稿や飛び込みの原稿を仕上げつつ、ソーシャルメディアで原発の放射能汚染のニュースを追い続け、新著の発行を待ちながら桐生へ帰る時期を考えていた。

4月になって借家を管理している不動産屋さんから「契約更新時に土地と家屋の購入を検討してほしい」という電話が入った。5月で借家の2年契約が切れるのだが、次回更新時に購入という条件になり、資金のめどの立たない私たちは引っ越しを考えざるを得なくなった。

(※初回契約時から「将来は土地家屋を購入するという方向で」と提示されていたのですが、私たちはあまり意識していなかった。前回の文面では誤解を招く表現であったことを謝罪いたします)。

『ドゥーパ!』の連載を早めにアップして、突然やってきた『ビーパル』の仕事を書き上げた後、5月19日に私たちは引っ越しのために群馬へ戻る旅に出た。

高松の目抜き通りにあるクスノキははや花が咲き香しい匂いを放っている。

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関西、かな泉、いりこ


喫茶店に行ってモーニングを食べるとか、喫茶店でお抹茶を飲むとか、そんな習慣が日常にある関西文化・・・。これは、私の生まれ育った北関東にはない。関東ではお茶は家で飲むものであり、お金を払ってまで外で飲むものではないのだ。朝飯は家で食うものなのだ!

名古屋の喫茶店文化は有名だが、西には個人喫茶が今も元気で、高松市内を歩くとうどん屋も多いが個人の喫茶店も多い。群馬では考えられないことだ。

この西と東の文化のちがいでもう一つよく語られるのは蕎麦やうどんの出汁のちがいである。高松のアーケード街にお気に入りの喫茶店ができた。新聞、週刊誌、漫画がどっさり置いてある。そこで面白い漫画の記事をみつけた。ビッグコミックの「そばもん」。

かつお節のイノシン酸は関東の濃い口醤油のグルタルミン酸に合う。関西は昆布の文化なので自然に塩気の薄口醤油に合った。なんて興味深いお話でした。

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クスノキ、山下、北浜alley


ここ高松に到着した3月下旬は寒かった。このところ暖かくなり、目抜き通りの街路樹のクスノキが新しい葉を青々を繁られて美しい。

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