関西、かな泉、いりこ


喫茶店に行ってモーニングを食べるとか、喫茶店でお抹茶を飲むとか、そんな習慣が日常にある関西文化・・・。これは、私の生まれ育った北関東にはない。関東ではお茶は家で飲むものであり、お金を払ってまで外で飲むものではないのだ。朝飯は家で食うものなのだ!

名古屋の喫茶店文化は有名だが、西には個人喫茶が今も元気で、高松市内を歩くとうどん屋も多いが個人の喫茶店も多い。群馬では考えられないことだ。

この西と東の文化のちがいでもう一つよく語られるのは蕎麦やうどんの出汁のちがいである。高松のアーケード街にお気に入りの喫茶店ができた。新聞、週刊誌、漫画がどっさり置いてある。そこで面白い漫画の記事をみつけた。ビッグコミックの「そばもん」。

かつお節のイノシン酸は関東の濃い口醤油のグルタルミン酸に合う。関西は昆布の文化なので自然に塩気の薄口醤油に合った。なんて興味深いお話でした。

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さて、高松市内のうどん店「かな泉」。高松に出張に来た大事なお客様も、ここに案内すれば大丈夫・・・そんな確かな味と信頼で、県内外の人に愛されてきた名店だそうな。

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ここは出汁が美味いと思う。けっこういいイリコ(煮干し)をたっぷり使っている感じだ。天ぷらを入れてふやけてきても出汁の味がへたれない。そして器は愛媛の砥部(とべ)焼。これもいいね。

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アーケードにある乾物屋でイリコを買って味噌汁に使ってみた。伊吹島産がブランドらしいが、私が買ったのはその隣の100g300円の瀬戸内産。これが・・・美味い。出しガラも食べる。そのワタのほろ苦さがまたいい。このイリコの味は、関東では手に入らない。

私は昔からかつお節偏愛していて今でも本枯れ節を自分で削っているので、インスタント食っているくせに「関東のうどん汁は真っ黒でダメダメ」なんて言う関西のやつに(ひそかに)腹を立てていたんだけどねw

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かつお節を削っている写真 at 神流アトリエ

おまけ。奈良の大仏プリン。これもおいしいんだわw。

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