「まず、ここへ越して来た経緯は、どのような理由で・・・」
とその記者は言った。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
旧アトリエから移植したフェンネルが庭で花を咲かせた。フェンネルの花には虫たちがよくやって来る。ムラサキシジミが吸蜜に。こちらでも、かしぐねのシラカシで育ったものかもしれない。
朝から原稿書き。yuiさんは麦の脱穀。二人とも飽きっぽい性格でして・・・昼にかこつけてどっか外出したいわけです。
「なんか食べにいくかぁ!」
「いくいく!」
というわけで市内の「金釜」へ。初めて茶碗蒸しも食べてみた。まいうー。釜飯と味噌汁二つ、それに唐揚げと茶碗蒸しが一つ。〆て1620円。安いよなー。
朝、選挙投票を済ませ、桐生市文化会館の会議室へ竹原信一氏の講演会を聴きに行く。竹原さんは鹿児島県阿久根市の市長で「ブログ市長」などとも呼ばれており、最近の改革の大胆さから「狂気の市長」などとも言われている。午後からは警察の裏金告発で有名な元愛媛県警の仙波敏郎さんと、群馬で同じく裏金告発をした大河原宗平さんの講演がある。最近読んだばかりの本の著者が2人とも桐生に来てくれた。なんとも絶妙なタイミングだ。
雑誌新連載の原稿、その締め切りに追われてあたふた。それに新著の原稿書きもあって朝から仕事モード。
いっぷくするかぁ、と倦んだ頃、近所のIさん登場。Iさんは茅葺き民家(トタン掛けですが)で真空管アンプでJAZZを聴く、という趣味をお持ちのちょっと年上の友人です。コーヒーも大好きで、私たちが引っ越してきた早々、なんとコーヒーの茶立て道具一式をご持参で、出前コーヒーを入れてくれたのでした。
今日は前橋の「コーヒー問屋」(これは私たちがIさんに教えてあげた店)で電動自家焙煎器を買ったというので、わが家で焙煎を実演してくれるというのだった。