かややねを見に


前日の取材打ち合わせは夜までかかったので川越で温泉にはいってから道の駅で車中泊。今日は日立の叔父の敷地の木を伐りに行く。車の中にはチェーンソーなど伐採道具が一式。

途中、茅葺き屋根の古民家で暮らすライターの新田さん宅に寄る。いろいろとお互いの近況報告、情報交換などをする。新田さんとは森林ボランティア時代に取材していただいたときからのおつきあいだ。茅やねの民家は雄大でなんとも言えない風格がただよう。そしてひさしぶりに見る筑波山がよかった。

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叔父の敷地では直径60cmはある広葉樹を伐ったりした。樹上でチェーンソーを使ったり、なかなか難しい仕事だったがなんとかやりとげた。木のぼりしてノコを使う私を見て叔母さんは「あのマーちゃんがこんなことをするなんて」などと驚いているのだった。

水戸の実家に立寄り、50号をとばして深夜に帰還。


鶴ヶ島の未来図


埼玉県鶴ケ島市。関越道のICがあり新興住宅や工業団地、そして道路に郊外店とお決まりの開発パターンにさらされた場所ではあるけれど、平地林や屋敷林が残る場所もあり、湧水も出る。そこを自然親和型のふるさとに再生していこうという方々からイラストマップの依頼を受け、現地視察と検討会に出席してきた。

この地区にはゴミ焼却場、原発からやってくる電気の変電所(もちろん送電線も)といった負の遺産も現存しており、湧水があるとはいえ、そこには工場からの廃液も流入する。しかも、水路はお決まりのコンクリート3面張りが多くを占め、落差工で水系は分断されている。しかし、そこをなんとかしていこうという強い意志が、委員の方々から感じられた。

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