東泉さんと会う


今日は徳島で林業関係のシンポジウムがあり、それを聴きに行くのだが、会場で昼休みにタマリン紙芝居をやることになっている。

林業講演の講師は矢板の製材会社の社長である東泉さんであった。氏の会社では年間20万立米の木材を出荷しており、その量は徳島県全体の生産量に匹敵する。そのやりかたは地方に散在する小さな製材所を活かし、母船式にその量をとりまとめ、乾燥してストックし、常に流通経路に乗せられるようにするという方法である。

これまでモヤモヤと霞がかかって理解できなかった林業界最大のネックといわれる流通経路の実態、森林組合と林野庁、政治家がらみの補助金の流れなどがよくわかった。この講演会をDVDに録画して各方面に流したらさぞかし面白いのではなかろうか。

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鈴鹿の石垣


前夜は大学時代の友人K宅(名古屋)に泊まる。20年ぶりの再会を祝して多いに飲み、語りあった。おかげで先輩の建築パースを代理描きしてバイトしていたことなどがYKにバレてしまった(笑)。

さて、名古屋から南下。そして西へ。

三重県菰野町は鈴鹿山脈産の花崗岩を加工して庭園用の石や灯籠などに加工する産業が昔から盛んなところである。国道沿いには石屋さんがたくさんあり、ちょっと規模の大きな家なら、その敷地に大きな花崗岩をガンザに積んで巡らす様は圧巻である。

駐車場の石垣もこのとおり。

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