桐生彦部屋敷


群馬にきて5年。県内の古建築の有名なのはたいがい見たと思っていたが、大物を逃していた。桐生広沢町にある「重要文化財 彦部家住宅」だ。母屋は築380年、民家建築では全国五指に入るという古さ。これ以前は掘ったて柱が民家建築の主流であり、長持ちしないので残っていないのだ。彦部家住宅は礎石へ柱を建てる民家の走りといっていい。

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囲炉裏で山田先生と


桐生のライブでお会いしたIさんご夫妻が太田より来訪。Iさんの奥様はかつて山田先生の著作に感銘を受けた経験がおありで、SHIZUKUのホームページで僕らと先生が近所付き合いがあることを知って、ぜひともということで、やって来られた。

先生は88歳になられ、この秋から山を降りて町に暮らしているが、旧居の掃除にたびたび戻られる。Iさんのお話をすると「ぜひ会いたいね」とのお返事で、会見が実現したのだ。

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囲炉裏で語る


お隣、栃木県よりお客様が来訪。というわけで前日から掃除。忙しいと土間が片付かず荷物が置かれたままになっていく。個展などでは徹底的に空間に凝るくせに、日常生活はズボラな私たちには、広い家というのも考えものである。いくらでも支障無くモノが置けてしまうので・・・。だからお客さんの来る日は、いいアクセントになる。

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さて、お客さんは古い建築や囲炉裏が好きな人で、火を見ながらじっくりと語り合ったのでした。