石垣直しは続く。さて、石垣右端にあった広葉樹の切り株を撤去することにした。積み直すのにどうしても邪魔になるのだ。残しておくと萌芽して、ここに小屋を作ったときにも雨樋を詰まらせたりして面倒だし。
月: 2008年10月
土・石運び延々と
田邊さんグリーン賞授賞式
四万十式作業道の田邊さんが林野庁林政記者クラブ「グリーン賞」を受賞された。
四万十式道づくりの田邊氏に今年度グリーン賞
林野庁林政記者クラブ(加盟8社)は、49回目となる今年度(平成20年度)グリーン賞(林政記者クラブ賞)を、低コストで耐久性の高い四万十式道づくり(「林政ニュース」第302~307号参照)の開発と普及で実績をあげている田邊由喜男氏(高知県四万十町林業政策監、51歳)に贈ることを決めた。
10月15日午後4時から、東京都千代田区の商工会館で表彰式を行う。グリーン賞は、林材業界の隠れた功績者を発掘することを目的に、毎年1名ないし1団体を全国公募をもとに選定している(日本林業調査会のニュース)。
ツルハシとスコップ
良く晴れた。早朝から石垣直し。土移動をやる。石垣積みができるように、サイドに土を移動していく。その中には大小の石が混じっているので、それらは選り分けて別のところ山積みしておく。
土移動と、虹と月
前夜、雨が降った。午前中、石垣直しの続きで土移動をする。とにかく一番下の根石を据え直すには、この大量の土砂を除けなければならない。これがけっこう大変なのだ。雨を吸って重くなった粘土っぽい土と、そのぬるぬるの土をつけた重い石と。それを選り分けながらツルハシとスコップと手で移動していくのだ。土方仕事そのものである。