群馬はラーメン屋が多い。しかも、そのスタイルは百花繚乱でレベルが高い、と思う。群馬の外食で気づくのは「肉食」系が元気だ。ということである。海なし県だから当たり前かもしれないが。そもそも畜産が盛んであること。トラック道が多いこと。工場が多いこと。関東平野のすそにあり、土木建築工事に恵まれていること。昼飯でコッテリ外食する人が多いのである。そこに住む人、食を利用する人の好みを、その地の外食産業は反映する。パワフルな外食人口が、群馬の食を特徴づけているように思う。その奥に潜在する群馬の秘密にも気づいたのだが、それはいずれ語ることにする。
さて、以前から気になっていた太田の「サッポロラーメン羆(ひぐま)」へ行ってきた。12時開店の、10分前に店に着いたらすでに行列。