芋がらを食べながら


昼間はイラストマップの仕事。夜は近所のIさん宅に遊びに行く。神流日記(初期HPの日記)にもたびたび登場するIさんはこのH集落出身で現在は高崎に暮らし、実家はお母様が一人で住んでおられる。Iさんは週末を利用して高崎からいろいろと実家の手伝いに来られている。今日は昨年同様「新酒どぶろくを仕入れたから飲みましょう」とのお誘い。どぶろくもさることながら。お母様の話や手料理も楽しみなのであった。

芋がらの煮たものや、手作りの干し芋が美味しかった。僕らは連載中の『現代農業』を1冊差し上げ(Y先生やイタルさんの似顔絵がウケた)、ギター持参で歌を3曲披露した。皆が知っている歌を持ち歌にしておくのはこんなとき大切だな。Iさんのお母様は万場の生まれで、H集落に嫁いでからはひたすら山村での暮らしを貫いてきた方だ。畑仕事、家事、お蚕と、その経験と知識は広く膨大なものであろう。

以前教わった灰汁でコンニャクがうまく作れたことを報告すると「そう、灰を使ってやってみたかい」と喜んでくれ、「話し聞きたいならいつでも来ればいいよ」とおっしゃってくださった。