風呂場のオオムラサキ


朝5時半、オシッコに外へ出ると(アトリエは自家汲み取りなので「男子小」は外で済ますことが多い)外気の香りがすばらしい。眠気が醒め、着替えて畑の水やりと草刈りを2時間ばかりする。陽が上がらないうちは、吹き出る汗もなく、気持ちいい。ミツバチの動きを背後に感じながら。ヤンマが気持ちよさそうに飛ぶ。

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鳥と蝉と客人と


明け方の鳥や虫たちの鳴き声が面白く、気持ちいい。

まず4:00頃(まだ暗い)、トラツグミ(ヒューッ)、ヨタカ(キョキョキョキョ)、ホトトギス。

しばらくしてガビチョウ(中国からの外来種。かなり大きい声、イカルの真似をしたりする)

ようやく白み始める。

4:15~45/ヒグラシ(カナカナカナ・・・)。この時間に一斉に鳴き始めるこのセミの声は神秘的だ。

明けてくる。ここで様々な小鳥たちの声

5:20/アオバト(ホーイーヨー)が鳴き始める。

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Sさんの仕事


冷やご飯をお湯で洗って納豆茶漬けで朝食。付け合わせに一昨日のキヤラブキ。納豆にはネギとミツバを刻んで大量に入れる。ミツバは敷地にたくさん出ている。草刈りのとき、意識して残していたのだ。スーパー行ったら水耕栽培の栄養の期待できないようなミツバがけっこうな値段で売っているよね。

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花を飾る


昨年秋の個展・ライブでお会いした東京のF夫妻が遊びに来る。30代の二人は池袋の駅近くという都会のど真ん中の住まいで、中野で自然食品系のお店を経営している。山の暮らしに思いが募っていたところ、神流川流域に縁ができて、たまたま舞い込んだ僕らの個展にえらく感動していたようだった。現代農業の連載も読んでくださった様子で、初めてのH集落の印象は「まるで別の世界に来たような・・・」。

家の中や敷地を案内したあと、庭先で焚き火を囲んでお茶を飲んでもらった。食材に関するプロなのでとくに食と農と山の関係について話をした。二人は「水の旨さ」に惹かれたようだった。お土産にジャガイモと干し柿、それに帰り際に菜の花の芽を摘んで差し上げた。また遊びに来たいそうだ。彼らのような世代が本当の食の真実に目覚めてくれれば、都市も面白くなる。そんなネットワークがどんどん増えるといいね。

先日の講演会で貰った花束を飾ってみました。

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山梨講演打ち合わせ


東京からK氏来訪。4月に山梨で講演・紙芝居・間伐講習会をやることになり、その打ち合わせを兼ねて。囲炉裏ばたで打ち合わせってのもオツなものだが、今日はまたなんだか煙の抜けが悪い。フツーのお客なら薪を炭に変えるところだ。前日雪になったので心配したのだが、さすがに春だ。K氏は帰り際、アトリエ敷地の雪面から顔を出すフクジュソウを撮影していった。