翌朝は琵琶湖に浮かぶ沖島へ。日本で唯一、住民がいる淡水の島である。住民はすべて漁師関係者だ。漁船のチャーター便に乗り込む。
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囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
多度津は港に近い場所にも古民家が残り、改装したゲストハウス「香露軒」がオープンしている。また、本通りから東に少し離れた通りに京極家・多度津藩の屋敷が軒を連ねた「家中の武家屋敷」と呼ばれる一角があるが、今では富井家住宅(登録有形文化財)ほか数件しか古民家は残されていない。
お昼は前回も食べた多度津の新しくできたうどん店「いけこうどん」。すだちうどんの冷たいのに合鴨のせ。天かすの赤いのは紅生姜である。麺も出汁もぱっきり作り込んでいて美味い。
Gomyo倶楽部の活動日。今日は棚田体験会の第4回目、Fsさんが作ってくれたカマドの火入れもやった。カマドで大きな羽釜で炊くのは初体験だったのだが、さすがに熱損失が少なく優れものだった。レポートはこちら。
さて、脱穀体験のあとは僕が講師になって竹工作をしたのだが、これまた皆さんハマってくれて時間が足りないほどだった。散会後、僕は帰宅せず徳島に車を走らせた。古民家再生をやっている方から建物周囲の見立てをしてほしいと依頼が来ていたのだ。
明後日に大阪高槻で新たな仕事が入ってしまったので、今日は帰らずに予備日としてまた滋賀に滞在することになった。福島からの参加者Yさん、熊野から撮影に来てくれた東条君を見送ったあと、今日はHACHIYADO339のカフェとしての営業日でもあり、その様子を見せてもらいながら、囲炉裏暖炉の裏側・土間部分のディテール(収まり)をスケッチブックに描き起こしていた。